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駒場東邦中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、駒場東邦中の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
駒場東邦中の社会で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
駒場東邦中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 80点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 1題 |
頻出分野 | 農林水産業、各時代から幅広く、国会・内閣・裁判所など複数分野総合 |
駒場東邦中学校 社会の入試問題の傾向
駒東の社会は「記述勝負」
駒場東邦中学の社会といえば「記述勝負」という傾向が定着しています。記述問題は毎年5~6題出題されています。解答欄は数行に渡るものもあり、かなり本格的な記述問題が出題されています。
記述問題は、「理由」を説明させる問題に変化
記述問題の内容は、以前と比べると変化してきています。以前は、記述とはいっても知識の有無を問うような内容でしたが、ここ最近は、資料や写真、統計データなどを読み取り、「理由」を説明させるような記述問題が増えています。
大問1題のみ、歴史の比重がやや大きい
駒東の社会は、大問1題のみという出題形式も特徴的です。歴史、地理、公民、そして時事問題が入り混じった、いわゆる総合問題の形式で出題されます。各分野の割合をみていくと、歴史の比重が大きいのも特徴といえます。とはいえ、歴史分野ばかり取り組むのではなく、バランスよく学習することが重要です。
40分で20問前後、試験時間は余裕があるようでない
試験時間40分で総問数20問前後なので、比較的時間は余裕がありそうですが、実際にはそこまで余裕はありません。文章題がかなり長いこと、記述問題が多く出題されること、資料や写真の読み取りも多いことなどから、問題数以上に時間がかかる内容だからです。時間配分には注意が必要です。
駒場東邦中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
先ほどお話した通り、歴史の比重が大きいため重点的な対策が必要です。歴史は単純にできごとを暗記するのではなく、できごとが起きた原因や結果を理解しておくと良いでしょう。
地理は、各地方の自然や産業など基礎的なことをしっかり押さえておきましょう。また工業地域についての問題が多く見られますので、抜け漏れないように学習計画に組み込みましょう。なお細かい地名まで出題される場合があるので注意が必要です。
政治・経済では、憲法が頻出問題です。
時事的なテーマについて問われ場合もあるため、日頃からニュースをチェックしておくことも大切です。
また駒東の社会は記述での回答が多いため、対策が欠かせません。駒東の社会の記述は、「資料や地図を読み取らせた上で、理由などを説明させる」という問題が多くなっています。そのため資料や地図、統計データの読み取りができなければいけません。
なお誤った漢字を記入してしまわないために、日頃から正しく漢字を書くように心がけてください。
合格点を取るには、こうした入試傾向を踏まえた上で、効果的な志望校対策を講じていくいことが必要です。