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香蘭女学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、香蘭女学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 香蘭女学校の算数で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
香蘭女学校 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 四則計算、場合の数、図形、旅人算、還元算など |
香蘭女学校 算数の入試問題の傾向
小問集合1題と応用問題3題という出題が恒例
香蘭女学校の算数は、ここ数年、14~15問程度で構成される小問集合1題と、応用問題の大問が3題という出題形式です。 女子学院のようなスピード勝負の算数とまではいきませんが、前半の小問集合を素早く解くことが求められる試験です。
大問1は、後半の設問ほど難度が上がる
大問1の小問集合の内容を見ると、四則計算・逆算から始まり、百分率、場合の数、濃度、面積、体積、速さ、割合などが出題されています。難度としては、基本的な問題から次第に難度が高くなっていく構成です。
大問2以降は「数の性質」「図形問題」が頻出
大問2以降の応用問題は、条件整理や数の性質が頻出です。また、図形問題もよくみられます。内容を見ると、立体図形や折り返しのある図形、移動やグラフ、対称を絡めたパターンがよく見られ、難度の高い問題も少なくありません。
香蘭女学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、香蘭女学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
大問1を素早く解くことが必須条件
香蘭女学校の算数で合格点を取るには、大問1で出される計算問題や一行問題を確実に得点することが求められます。大問1の問題は、進むにつれて少しずつ難度が上がっていくとはいえ、大部分は、中学入試でよく見られる典型題です。
勉強法としては全分野の基礎的な学力をつけることがあげられます。大問1の問題を読み終えたときにすぐに解き方が思い浮かんで答えが求められるか確認すると良いでしょう。
重要なのは、「解ける問題から解くこと」
また、「解ける問題から解く」ことも非常に重要です。大問1では、先ほどお話ししたとおり、基本的な問題が前半に並び、進むにつれて難度が上がっていきますが、大問2以降は、必ずしも、問題が難度順に並んでいるとは限りません。
後半の問題をうまく使うと、前半の問題を素早く解くことができるケースもあります。 やみくもに順番通りに解こうとするのではなく、詰まったら飛ばしたり、他の問題にヒントがないか考えたりする習慣を身につけておくのもポイントです。 また、解答は途中式を必要としない形式となっていますが、条件整理の問題などは、情報や考え方を余白に書き出すことで解法が見つかる場合もありますので、整理しながら解くように習慣付けましょう。
「過去問対策」が他校以上に効果的
ここ数年の出題傾向を見ると、問題形式や出題内容に大きな変化がなく、安定しています。そのため、志望校対策としては、他校以上に、過去問を解くことが効果的です。出題傾向が安定している分、周りもしっかり対策をしてくるので、過去問をくり返し解き、「香蘭らしい」問題に慣れ親しんでおきましょう。
香蘭女学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。