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香蘭女学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、香蘭女学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば香蘭女学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
香蘭女学校 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 動植物、水溶液の性質、てこ、天体など |
香蘭女学校 理科の入試問題の傾向
「小問集合と4分野から大問1題ずつ」という出題構成
香蘭の理科は、例年、大問1が小問集合、大問2以降は、4分野から大問各1題ずつという出題構成です。基本的な内容を問うものが中心ですが、エネルギー分野ではやや複雑な問いも見られます。
作図問題、計算問題も出され、時間に余裕はない
試験時間30分に対し、総問題数は25問前後となっています。問題数は標準的ですが、グラフの読み取りを絡めた計算がよく出題されており、時間に余裕があるとは言えません。
「小問集合」は確実に得点が必須
小問集合は他の大問と比べ問題数が多く、配点が若干高くなっています。例年、小問集合の後半の問題は、計算が必要な問題が出題されます。しかし、基礎的な知識を幅広く身につけ、落ち着いて取り組めば差がつけられることはないでしょう。
香蘭女学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、香蘭女学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
知識は「丸暗記」ではなく、「使える」ようにしておく
合格点を取るためには、大問1の小問集合を素早くこなして、後半の問題に取り組むことが不可欠です。大問2以降は、丸暗記の知識では太刀打ちできないので、理屈・原理をしっかり理解し、問題のパターンに合わせて使いこなせるようにしておきましょう。
各分野の学習のポイントを把握しておこう
生命では動物やヒトのからだ、植物のつくりと成長などを中心に、物質では気体や水溶液、金属などの性質に重点をおいて学習するようにしましょう。中和反応や濃度などの表やグラフをもとに計算する問題も積極的に取り組むとより効果的です。
エネルギーでは、てこ、ふりこの運動などの基本的な考え方をマスターし、計算問題にもチャレンジしておきしょう。かん電池のつなぎ方や方位磁針のふれ方、磁力の強さもしばしば出題されるので、対策を怠らないようにしましょう。
地球では、太陽や月、地球の動きのほか、季節と星座の動き、天気と気温、湿度の変化などが重要なポイントです。
また、時事問題にも対応できるよう、環境問題や科学ニュースについてはノートにまとめるなどしておくと良いでしょう。
過去問対策で、問題形式に慣れておくこともポイント
香蘭の理科を攻略するには、問題に取り組む順番や時間配分など、「試験を受ける際のテクニック」も必要になります。小問集合のレベルが高かったり、短い試験時間の中で計算問題が出されたりと、独自の問題構成になっているため、初見では戸惑ってしまう受験生が少なくありません。
ここ数年、出題構成や問題の傾向などに大きな変更はないので、過去問を使って、問題形式に慣れておくのが効果的です。
香蘭女学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。