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共立女子中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、共立女子中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば共立女子中学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
共立女子中学校 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 6題 |
頻出分野 | 計算、濃度、速さと比、図形、表とグラフ、数列など |
共立女子中学校 算数の入試問題の傾向
図形問題が中心の試験
共立女子中学校の算数は、図形問題が多く出題されています。問題は小学算数を中心に全分野で出題されていますが、特に図形に重点をおいています。実際に長さを測り、面積・体積を求めさせる問題もあります。
試験時間の割に問題数が多い
試験時間45分に対して、2022年は大問数7問(うち応用問題5問)で小問22問がありました。高度な解法が必要な問題は多くありませんが、時間配分には注意が必要になるので、得意分野から手を付ける方法で解いていくようにしましょう。
平面図形の問題は必ずしも計算がピッタリではない
2021年の第1回の大問3平面図形の影の面積を求める問題ですが、記号選択で一見簡単そうに見えて実は難しい問題となっています。理由としては、それぞれ円の半径は2cmあり、AとDの長さは「およそ7cm」この値を用いると、三角形ABCの面積は、(2×4)×7÷2=28(㎠)で、長方形の面積(1個あたり)は2×(2×4)=16(㎠)となります。
斜線部分の面積は2×2×3.14=12.56(㎠)になり、図形全体の面積は28+16×3+12.56=88.56(㎠)になります。影がない面積が2×2×3.14×6=24×3.14=75.36(㎠)となります。したがって、影の面積は88.56-75.36=13.2(㎠)となります。
答えで近いのは13㎠のイが答えになります。このように、必ずし求めた答えと実際の候補の答え(選択)が一致しない問題もありますので、選択候補の答えが違うからと言って、時間を使わないようにしましょう。
共立女子中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
基礎力を身につける
計算力は算数の基礎です。反復練習をして計算力を身につけるようにしましょう。特殊算などは、参考書にある「〇〇算」という本などを基本学習し、問題演習を通じて公式をスムーズに覚え、活用していくようにしましょう。
図形問題は素早く解く!
面積や体積ばかりではなく、「長さ・角度・展開図・体積比・縮尺」などの解き方を身につけて割合や比を使い解けるようにしましょう。
数量分野はパターンを身につける
数の性質が重視される傾向があります。一般的な場合の数に規則性を加味したものが出題されることもありますので、教科書に書いてある重要事項を整理し、類題や演習問題を通じてマスターをしましょう。
共立女子中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。