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明大中野中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、明大中野中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば明大中野中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
明大中野中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 7題 |
頻出分野 | 植物・動物・人のからだのつくり、気体・水溶液の性質、てこと滑車、浮力、天体、地層・岩石 など |
明大中野中学校 理科の入試問題の傾向
明大中野中学校の理科の試験は、実験や観測から答えを推測する問題が多く、丸暗記だけでは点数が取れないように工夫されています。問題文を読み解く必要があり、問題数も試験時間に対してやや多いため、時間配分には注意が必要です。
出題分野については、「生物」「地学」「化学」「物理」の4つの分野から1~2題ずつ出されるのに加え、複数の分野をからめた総合的な問題が出題されることもあります。
「植物」「ものの燃え方」「電気回路」「天体とその動き」などがよく取り上げられており、重点的に対策をするのがおすすめです。他の単元については、年によって様々な単元が取り上げられています。
解答形式を見ると、記号選択式の問題を中心に、適語の記入や計算問題が多く見られます。過去には、簡単な記述問題や作図問題が出題されたこともあるようですが、近年は減少しています。
ひとつの文章に対する適語を選択する問題などでは、すべての適語を正しく選ばないと正解にならないといった問題も多くあり、問題文の流れをつかむことが重要です。
明大中野中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、明大中野中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
明大中野の理科で合格点を取るために必要なのが、「完答形式の記号選択問題」の攻略です。例年5問程度完答の選択問題が出題されます。
曖昧な知識では得点に結びつかないので、確実な知識を身につけておくことが不可欠です。ひとつのことがらに対して全体の流れをしっかりと把握し、単語だけではなく内容を理解するよう心がけましょう。
中学入試の理科でよく見られる典型題がほとんどです。年度によって違う単元からの出題があるため、全体を通してまんべんなく学習する必要があります。
難問演習ではなく基礎をしっかりと固め、過去問と違う単元が出題されても慌てずに対応できるようにしておきましょう。
志望校に偏差値が届いていない、広範囲にわたって基礎固めをする時間がないという場合には、頻出の単元から重点的に対策をしていくことがポイントです。
特に、明大中野では、「天体とその動き」がほぼ毎年出題されている頻出単元です。必ず対策をしておきましょう。季節と星座の動きなど、過去問から出題が予想される問題を、確実に解答できるようにしておくのが重要です。
物質やエネルギー分野では、計算問題が出されることもあります。明大中野の理科は答えだけを書く解答形式なので、途中式での加点が得られません。計算ミスが即失点につながるため、しっかりと練習しておきましょう。
確実に得点を積み重ねるためには、計算のスピードと正確性を養っておくことも必要です。制限時間を設定して問題集を解くなど工夫して学習しましょう。
明大中野中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。