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鷗友学園女子中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、鷗友学園女子中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
鷗友学園女子中学校の算数で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
鷗友学園女子中学校 算数 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 7題 |
頻出分野 | 四則計算、旅人算、割合と比、図形、表とグラフ、数の性質、規則性 |
鷗友学園女子中学校 算数の入試問題の傾向
近年は、問題数がやや増加傾向
鷗友学園女子中学校の算数は、ここ最近、試験時間50分、大問8題前後という出題構成が続いています。大問ごとについている小設問の数は1~3問と異なります。近年、総設問数は15問程度ですが、難易度が年々アップしており、それにともなって総設問数が減少しているので、注意が必要です。
問題用紙に解答を記入する独自のスタイル
また、鷗友学園女子中学校の算数の大きな特徴として、問題用紙に解答欄がある独自の解答スタイルも挙げられます。答えだけでなく、考え方も余白に記入する形式です。
他校ではあまり見られない解答形式なので、本番で焦ってしまわないように気をつけましょう。
序盤には基本問題が出される
試験の前半に、「計算」や「応用小問」などの基本問題が出されるのが、上位女子校の算数の典型的な出題パターンです。鷗友学園女子中学校の算数も、例外ではありません。
冒頭の3題程度は基本レベルの問題が並び、後半には差のつく応用問題が出題されます。鷗友学園女子中学校の算数で合格するためには、前半の問題は確実に取っていくことが求められます。
頻出単元は毎年ほぼ同じ
また、出題分野が比較的明確に決まっているのも、鷗友学園女子中学校の算数の特徴です。「割合」「売買損益」「図形の移動」「平行四辺形がらみの相似」「グラフ」などが頻出単元です。どの問題でも、比と割合の考え方が根底になっており、割合、図形に関する分野の基礎的な問題が多いのが特徴です。 出題傾向が安定している分、対策が立てやすいという面もありますが、その一方で、周りもしっかり対策を取ってきます。
鷗友学園女子中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、鷗友学園女子中学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
頻出単元を重点的に対策することが効果的
先ほどもお話ししたように、鷗友学園女子中学校の算数は、出題単元がほぼ固定されていると言っても過言ではありません。そのため、頻出単元を中心に勉強を進めていくことや、過去問をくり返し解くことがなにより効果的な対策です。
ただ、途中の計算を工夫しないと、解答を導き出すのにてこずる問題も出てくる場合があるので、油断できません。典型題だけでなく、少し難度が高めの問題についても、演習を重ねておきましょう。
「過程」が合っていれば途中点がもらえる
また、鷗友学園女子中学校の算数は、解答欄に答えだけでなく、考え方や途中式を記入します。鷗友学園女子中学校の入試担当の先生によれば、最後の答えまでたどり着いていなくても、その過程が合っていれば、途中点がもらえます。
ですので、本番中の時間の使い方としては、まずはぱっと問題を見て、解ける問題から解いていき、残った時間で解き方の見当がつく問題に取り組んでいくやり方が良いでしょう。
「割合」「比」は優先的に固めておく
頻出単元を対策することが、鷗友学園女子中学校の合格のカギだということは既にお伝えしました。なかでも、「割合」「比」については、他の単元と絡めて問題になることが多いので、優先的に固めておきましょう。
鷗友学園女子中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。