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鷗友学園女子中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、鷗友学園女子中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば鷗友学園女子中学校 の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
鷗友学園女子中学校 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 読解問題、知識問題など |
鷗友学園女子中学校 国語の入試問題の傾向
「物語文」「説明文」「漢字の書き取り」の大問3題構成
鷗友学園女子中学校の国語は、例年、試験時間50分、大問3題という出題構成です。大問の内容としては、大問1が物語文の読解問題、大問2が説明文の読解問題、大問3が漢字の書き取りとなっています。以前は韻文などが出題されたこともありましたが、ここ数年は出題されていません。
約8000字の文章量を読みこなす試験
鷗友学園女子の国語の最大の特徴は、問題文として取り上げられる文章量が非常に多いことです。一読するのに時間がかかるので、時間配分にも気をつける必要があります。文章そのものは特別難しいものではなく、親しみやすい内容のものが選ばれています。
設問はすべて記述式、100字程度の記述も出される
さらに、設問がすべて記述式の問題であることも、鷗友学園女子の国語の大きな特徴です。「40字以内で説明しなさい」と字数制限のついたものや、字数制限がなく、3行程度の解答欄に自由に記述するものもあります。また、100字程度で答える長めの記述問題も必出です。
「丁寧に内容を読み取ること」が求められる
設問の内容を見ると、「○○について説明しなさい」という設問で、「文章の内容をきちんと理解できているか」を綿密に問う問題がほとんどです。物語文の場合は「人物の心情の変化とその理由」、説明文では「論理の展開や筆者の意見」など、文章ごとに注目するべきポイントを確実に掴むことが求められます。
また、「文中の言葉を使って」という指定はほとんどないので、自分の言葉で言い換えたり、要点をまとめたりする力も必要になります。
鷗友学園女子中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、鷗友学園女子の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
「徹底的な記述対策」が合格の絶対条件
鷗友学園女子の国語で合格点を取るためには、何よりも徹底的な記述対策が必要不可欠です。鷗友の記述問題では、短くても2行程度の長さが必要です。また、100字程度の長い記述も出されるため、「意味の通る文章を書く力」はもちろん、「伝えたい内容を論理的に説明する力」が非常に重要です。
「記述が苦手」では合格は難しいので、日記や読書感想文など、普段から文章を書く習慣を身につけておくと良いでしょう。
「傍線部の近くに答えがある」とは限らない
中学入試の国語では、「傍線部の近くから答えを探す」というのも、問題を解くテクニックの1つです。ただ、鷗友学園女子の国語は問題文が非常に長く、答えに当たる部分が傍線部からかなり離れたところにあるケースもあります。
安易に傍線部の前後から答えを見つけようとするのではなく、きちんと文章の内容を理解した上で答えを探す習慣を身につけておくことが大切です。
時間不足に要注意、要点を一度で読み取ることが大切
最後に、鷗友女子の国語で気をつけなければならないのは、時間配分です。繰り返しになりますが、鷗友の国語は読まなければならない文章量が非常に多く、設問もすべて記述式です。設問の答えを探すために、長い問題文を何度も読み返していては、時間がいくらあっても足りません。
よく言われることですが、「接続詞を丸で囲む」「大事な部分には線を引く」など、一度で文章の要点を掴む力を身につけておき、時間配分に注意して取り組んで下さい。
鷗友学園女子中学校 の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。