立教池袋中の算数の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

図形問題が頻出

出題分野を見てみると、図形分野からの出題が多いのが目につきます。最近では、「平面図形の性質」「立体図形の体積・表面積」「点の移動と軌跡の長さ」「対称図形」「円とおうぎ形」などが取り上げられています。特に面積や体積を求める問題が頻出しています。

設定の複雑な問題が多い

立教池袋中の算数では、設定の複雑な応用問題が比較的多いです。割合と比に関するものでいえば、売買の問題を中心に出題されています。また、考え方がややひねってある特殊算も出題されており、かなり難度の高い試験になっています。

「グラフと二量の関係」の対策も必須

男子校の中学試験では珍しい「グラフと二量の関係」に関する問題がよく出題されているのも特徴です。毎年必ず出題されているため対策は必須になってきます。

時間配分について

難度の高い応用問題が多いため、時間内に全問を解くのは難しいかもしれません。試験開始後、まずは問題全体を見て、時間のかかりそうなものは後回しにし、比較的簡単なものから取り掛かるようにしましょう。

こうした入試傾向を踏まえて、立教池袋中学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。

前半の計算問題は確実に

立教池袋中の算数は、前半の計算問題をいかにすばやく正確に解けるかにかかっています。前半であまり時間を使ってしまうと、難度の高い応用問題に時間をかけることができず、合否に関わってきます。計算力を高めるために、毎日少しずつでもいいので計算問題を解くことを心がけてください。

図形問題の攻略が合格のカギ

難度の高い応用問題の対策として、図形分野は必要不可欠です。毎年かなりレベルの高い問題が出題されており、他校ではあまり見かけないような問題も多くなっています。対策を練る場合は図形分野を中心とした学習をすると効果的です。

思考力・推理力の有無が問われる

思考力・推理力の有無を問われる応用問題も多く出題されています。これらの力を高めるためには、公式や基礎事項を確実に理解し、数多くの問題に取り組むことが効果的でしょう。