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立教女学院中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、立教女学院中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば立教女学院中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
立教女学院中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 60点 |
試験時間 | 30分 | 大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球など |
立教女学院中学校 理科の入試問題の傾向
立教女学院の理科は、ここ最近、試験時間30分に対し、大問4題いう出題構成が続いています。
設問数は年度によってばらつきがあり、2020年には30問ほど出題されたこともありました。問題数が多くなっても対応できるよう、時間配分を意識した対策が必要です。
出題分野を見ると、ほぼ4分野からまんべんなく出題されています。
化学分野では「気体の性質」「水溶液の性質」、生物分野では「植物のしくみと成長」、物理分野では「電気回路」「磁石・電磁石」「熱の伝わり方」、地学分野では「天体とその動き」が比較的よく出されています。
問題は、実験や観察をもとに、基本的なことを聞くものが多くなっています。
解答形式は、記号選択や正誤判定が中心で、高得点勝負になりがちです。1点の差が合否に関わってきます。広範囲の出題となるため、知識の漏れがないように基礎を固めておく必要があります。
年度にもよりますが、他校ではあまり見かけない独自の問題が出されるのが大きな特徴です。
2017年には、1年前に実際に発生し、観測史上初めて東北地方太平洋側から上陸した台風10号を取り上げ、台風の進度などを問う問題が出題されたように、時事的な出来事と絡めた問題や、科学史に関する問題が出ることもあります。
立教女学院中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、立教女学院中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
近年の立教女学院の理科は、先ほどもお話しした通り、基本的な問題が多くなる傾向にあります。
そのため、周りの受験生もしっかり解いてくる上、選択式の問題がほとんどなので、1問でも間違えてしまうと点差が大きく開きます。慎重に取り組み、見直しも欠かさず、確実に問題を解いていきましょう。
また、合格点を取るためには、「読解力」がポイントになります。問題を見ると、問題文が長いものや、図などの資料を使ったものが多くなっています。
これらを読み込むことで、答えを出すことができる問題もありますから、ポイントとなる部分を落とさないように注意して読む練習をするとよいでしょう。
特徴的な問題として、ニュースや出来事に関連した問題が出題されることがあります。
環境問題や身近な自然現象、新しい技術開発など、日ごろからテレビやニュース、新聞などを通して身近なことにも関心を持っておきましょう。
立教女学院中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。