立教新座中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

立教新座中の算数で合格点を取るには、「典型題」を確実に固めることが重要です。立教新座では難問奇問が少なく、受験者平均が50点前後です。まずは四則計算・逆算や図形問題の基本をしっかり押さえ、特に各大問の(1)(2)を確実に解く力を身につけましょう。図形問題は毎年必ず出題されるため、他校の過去問も利用しながら、移動・回転問題などに多角的に取り組む必要があります。また、普段から解答の書き方や考え方をノートにまとめ、振り返りができるようにしておくことも重要です。

立教新座中の国語で合格点を取るには、知識問題を確実に得点し、記述問題の対策がカギを握ります。知識問題は少ないものの、読解問題と絡めて出題されるため、過去問を通じて対応力を養うことが重要です。記述問題は第一回と第二回で傾向が異なり、第一回は25～30字以内の説明問題が多く、第二回は「自分の考えを述べる問題」が出題されます。時間配分にも注意し、ポイントを押さえた素早い読解と解答のテクニックを身につけましょう。

立教新座中の理科は、難度の高い記号選択問題が中心です。選択肢が多かったり「全て選ぶ」形式が多いため、丸暗記ではなく理解を深める勉強が必要です。合格のカギは「実験・観察問題」の攻略です。知識を使えるようにして、多くの問題に取り組みましょう。2019年には「電池と豆電球と電流を用いた実験」が出題されるなど、応用問題にも対応できるように、少し難しい問題に挑戦することがポイントです。

立教新座中の社会はマニアックな知識を問わず、基礎知識を試す標準レベルの問題が中心です。特に記入式の解答が多く、正確な漢字書き取りが重要です。記述問題では、正確な知識を使いこなす力が求められます。歴史や地理の典型題を確実に解くため、演習を重ねましょう。政治分野では「憲法」を重点的に学習し、時事問題にも備えます。また、複数分野にまたがる「融合問題」対策として、資料集や地図、年表を活用することが重要です。