- トップページ
- > 教科別対策 >
- 栄東中の理科対策
栄東中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、栄東中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば栄東中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
栄東中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 社会と合わせて50点(A日程) |
試験時間 | 社会と合わせて50分(A日程) |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、てこ・滑車・輪軸、地球など |
栄東中学校 理科の入試問題の傾向
大問4~6題、実験・観察問題が多い
栄東の理科は、大問4~6題が例年の構成です。解答形式は、用語や数値の記入、記号選択が中心です。各分野からバランスよく出題されています。特徴としては、実験・観察をからめた問題が多いことです。また、水質汚染、森林破壊、温暖化など、環境問題についても出題されることがあります。
計算問題、記述問題で時間切れにならないよう注意
問題量に関しては、特筆して多いということはありません。ただし、化学分野・物理分野の表やグラフを絡めた計算問題や、記述問題に時間がかかりがちなので、そこで足止めされてしまうと時間的に苦しくなります。
難問・奇問の類は出題されない
計算問題、記述問題は注意が必要ですが、難問・奇問の類は出題されません。2017年では記号選択・計算問題のみの出題で、名称を書かせる問題や記述問題は出題されませんでした。基礎的な知識を問う問題が中心なので、重箱の隅をつつくような細かな知識までは必要ありません。
栄東中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、栄東中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
計算問題の対策は重点的に
栄東の理科の対策としては、化学・力学の計算問題の対策が重要です。
苦手意識のある受験生も多いかもしれませんが、入試で出る計算問題のパターンはおおよそ決まっています。
化学分野なら「中和反応」や「濃度」、物理分野なら「力のつり合い(てんびん、てこ、振り子、りん軸、ばねばかりなど)」「磁力」など、出題頻度の高いものから集中的に対策すると点数につながります。
実験・観察問題も対応できるように
栄東の理科のもうひとつの特徴として、実験・観察問題が多いことが挙げられます。ですので、各分野とも、知識や用語だけを丸暗記するのではなく、実験・観察の手順や流れと関連付けて頭に入れておくことがポイントです。
記述対策も欠かさないこと
記述問題の対策も疎かにしないようにしましょう。文章力というよりも、前述した実験・観察問題の手順や流れ、「なぜそうなるのか」という理屈を理解しておくことがポイントです。理屈・流れや関連性が頭に入っていれば、設問に対する解答は書くことができます。
栄東中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。