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成蹊中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、成蹊中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば成蹊中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
成蹊中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 動物、気体や水溶液の性質、てこ、天体など |
成蹊中学校 理科の入試問題の傾向
問題構成について
成蹊の理科は、大問4題、小問数24問前後という構成が定番です。各分野から1題ずつ出題されています。
特徴は、練り込まれた生物分野の問題
成蹊中学校の理科の特色は、かなり練り込んで作られた生物分野の問題です。グラフの読み取りや一般常識など様々なタイプの問題が出題されるので、総合問題とも捉えられます。
取り扱う題材は、よくある実験問題や基礎知識に関するものでも、図や表がないので自分で書きださないといけなかったり、選択問題の選択肢の紛らわしいものがあったりと、注意が必要なもの、手間がかかるものが見受けられます。
用語や数値の記入が大半、1行程度の記述問題も
解答形式は、用語や数値の記入が大半です。1行程度の記述問題も出ます。「なぜそうなるのか」など理由を書かせる問題が中心です。そのほか図を用いて答える問題もみられます。
成蹊中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、成蹊中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
生物分野に時間をかけすぎないこと
先ほどお話ししたとおり、、生物分野の難度が高めなのが特徴です。手の込んだ印象の問題も多いですが、注意が必要なのは、ここで時間をかけすぎて、後半の基礎問題を取りこぼしてしまうことです。時間配分が上手くできることが合格点を取る条件のひとつとなります。
頻出単元から優先的に対策を
各分野から幅広く出題されていますが、頻度の高い単元、テーマはある程度傾向があります。生物分野は、動物に関する観察問題がよく出されています。化学分野は、気体や水溶液、金属の性質などがグラフと計算を絡めて出題されます。物理分野は、計算問題として頻出となっている力のつり合い(てこ、振り子、りん軸など)が重要単元です。地学は、月・太陽・星の動き、地層、天気と気温・湿度の変化などが重要です。
記述対策も忘れずに
記述問題の対策も欠かせません。1行程度で理由を答えさせる問題が中心なので、解答欄に合うように要点をまとめる練習を積んでいきましょう。ほぼ毎年出題されているので油断は禁物です。
また、過去には回路を作図する問題が出題されました。基本レベルの問題でしたが、作図問題が出題されても動揺しないように対策しておきましょう。
成蹊中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。