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成蹊中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、成蹊中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば成蹊中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
成蹊中学校 社会 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 明治以降の近代史、公民・政治分野の融合問題など |
成蹊中学校 社会の入試問題の傾向
文章・資料を読み取り、解答する形式が定番
成蹊中学校の社会は、近代史(明治以降)と公民に関わる文章・資料を読ませ、解答させる形式が毎年定番です。過去の出題をみてみると、「核廃絶をめぐる世界の動きについての歴史、政治、地理の融合問題」「明治維新と自由民権運動についての問題」「グローバリゼーションをテーマにした地理と政治・時事の融合問題」などが出題されています。
なお、今まで地理が大問として出題されることはありませんでした。出題分野がかなり偏っており、形式も成蹊独特なので、志望校対策を徹底すれば点数を取りやすい試験といえます。
社会も記述重視
試験時間30分に対し、大問2題、総設問数は10問なので、時間的には余裕があるように思えます。ですが、知識を問うというよりも、資料を読み取る能力、そして記述力が問われる試験となっており、油断はできません。
本文と資料を参考にして考えさせる問題など、やや難度の高いものが出題されることもあります。
「社会は暗記科目」ととらえていると非常に危険といえます。社会も記述勝負と理解して、対策を講じていくことが必要です。
成蹊中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、成蹊中学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
近代史は集中対策を
成蹊中学校の社会は、近代史(明治以降)に出題が偏っているのが特徴なので、この範囲は集中的な対策が必要です。外交史、江戸末期についても取り上げられることがあります。頻出分野に集中的に取り組むことが合格点を取るポイントです。
地理の学習もおろそかにできない
先ほどお話ししたとおり、近年、大問単独で地理は出題されていませんが、地理の知識がないと解けない問題も含まれています。特に、公民・政治分野から出題される大問では、世界地理について問う問題が見受けられるので、油断せずに学習を進めておきましょう。
資料を読み取り記述する力をつける
全体的には、重箱のすみをつつくような知識が問われるわけではなく、資料を読み取り、記述する力が問われる試験です。細かすぎる知識を詰め込むような勉強は不要です。その点を理解して対策を講じましょう。
成蹊中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。