聖光学院中の国語の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

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聖光学院
-国語の入試傾向と合格対策-

このページでは、聖光学院の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば聖光学院の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

聖光学院 国語 2023年入試データ
配点 150点
試験時間 60分
大問数 4題
頻出分野 説明文・論説文、小説・物語・伝記、内容理解、漢字の書き取り、語句の意味、慣用句・ことわざ
聖光学院 国語入試問題

聖光学院 国語の入試問題の傾向

読解2題合わせて9000字前後、文章量は増加傾向

聖光学院の国語は大問4題構成です。大問1が漢字の書き取り、大問2が語句の知識問題、大問3、4が読解問題という構成が定番です。読解問題は、2題合わせて9000字前後あり、ここ数年増加傾向にあります。数年前までは5000字未満の年もあったことを考えると、読解問題の文書量の増加は顕著といえます。

選択問題は選択肢が5つ、厄介な問題が多い

聖光学院の国語で厄介なのは、記号選択問題です。選択肢が5つあり、選択肢の文章もかなり長めなので、手こずりやすいと言えます。大人でも正確に判断するのが難しいほど、紛らわしい問題が多々あります。この選択問題が、聖光の国語の勝負どころになる部分です。

読解問題は、物語文と論説・説明文が1題ずつ出題

読解問題は、物語文・小説と論説・説明文それぞれ1題ずつ出題されます。 物語文・小説は、「場面設定の読み取り」がポイントになるタイプの題材と言えます。近年では『生きるぼくら』(原田マハ)、『遠すぎた輝き、今ここを照らす光』(平山瑞穂)、『彼女の中の絵』(渡辺優)、『さいごの毛布』(近藤史恵)などが取り上げられています。論説・説明文に関しては、中学受験では多く出題されるテーマ(日本人の性質、言語、自然、社会の規律など)が目立ちます。

聖光学院 国語で合格点を取る対策ポイント

長文の読解力をつける

聖光の国語で大きな比重を占めるのは長文の読解です。
演習を繰り返して読解力をつけるようにしましょう。特に小説・物語文であれば登場人物の心情を正しくとらえること、説明文・論説文であれば内容や文章の構成を正しく理解できることに注意して演習に臨みましょう。

知識問題はやや高め

ひねられた問題も多く、難度はやや高めです。ですが大問1の漢字の書き取りは取りこぼさないようにしましょう。また語句の問題は文脈から語句や漢字を考えて答えさせる形式が特徴です。意味がわかっていることはもちろん、使いこなせるようしておきましょう。

聖光学院の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。

※指導による成果には個人差があります。

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