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聖光学院
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、聖光学院の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば聖光学院の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
聖光学院 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球など |
聖光学院 理科の入試問題の傾向
大問4題、小問数29問の問題構成
聖光学院の理科は、2022年度は大問4題、小問数25問という構成でした。記号選択問題と用語記入問題がバランスよく出題されています。記述問題も出題されることがあります。実験・観察からの問題が多く見られます。
また、聖光の理科は、記号選択問題が中心ですが、丸暗記では通用しません。
設問の意図を的確に読み取る読解力、グラフなどを正しく読み取る能力、実験・観察をもとに筋道を立てて考え理科的な思考力がなければ対応できない問題が並びます。
どれも「もっともらしく」見える選択肢に注意
選択問題に関しては、4択だけではなく、場合によっては選択肢が10択以上ある場合もあります。しかも、どれも「もっともらしく」みえる選択肢が多いので厄介です。
聖光学院 理科で合格点を取る対策ポイント
生命
「生命」では植物・動物・人体から入れ替わり出題される傾向にあります。まずは基礎をしっかりと押さえて、様々な演習を繰り返しましょう。
「物質」では気体や水溶液が頻出分野です。また金属に関する問題も多く見られます。抜け漏れないように学習計画をたてましょう。
「エネルギー」はてこ・滑車・輪軸が頻出分野です。「地球」は太陽・月・地球の動き、星座、気温、地層は押さえておいた方が良いでしょう。
実験・観察を重視した問題構成に対応できるように
聖光の理科は、知識がなくても設問文を読み込めば正しい選択肢が選べる問題もありますが、裏を返すと、知識の丸覚えだけでは解けない、論理的思考力が必要な問題が出されます。また、実験器具に関する問題も出題されることもあるので、器具の名称や使い方などは抜けのないように覚えておきましょう。
記述問題は、「法則性」「因果関係」を自分の言葉で表現できるように
記述問題は、それほど字数は多くないですが(1~2行)、丸暗記、表面的な理解では対応できない問題です。問われている内容、説明を求められている内容の「法則性」や「因果関係」といったものを、自分の言葉で説明できるようにしておくことが必要です。
ミスしやすい計算をどれだけ丁寧に解けるか
聖光の理科で差がつきやすいのは、やはり計算問題です。回路図の抵抗計算、力のつり合いを計算する問題、浮力の計算問題、水溶液の中和反応、気体の発生などは、重点的に対策が必要です。特に、ミスをしやすい力学計算に関しては、最後まで息切れせずに解き切ることが重要となります。
聖光学院の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。