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洗足学園中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、洗足学園中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば洗足学園中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
洗足学園中学校 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 読解、知識 |
洗足学園中学校 国語の入試問題の傾向
洗足学園中学校の入試では、国語と算数の2科の合計点で定員の80%の合否が決定します。
そのため、理社でいくら良い点数を取っても、算国の点数が伸びなければ、合格は厳しくなります。繰り上げ合格についても、算国2科の合計点が考慮されます。
算数の難度がやや高いからこそ、国語で高得点を取ることが必須になります。
問題構成としては、例年、読解問題が2題という出題です。小説・物語文から1題、論説・説明文から1題という出題構成が続いています。
最近取り上げられた文章を見ると、小説・物語文では『十四歳日和』(水野瑠見)、『空色ヒッチハイカー』(橋本紡)、論説・説明文からは『生物はなぜ死ぬのか』(小林武彦)、『問う方法・考える方法』(河野哲也)などが挙げられます。
解答形式を見ると、記号選択、抜き出し、空所補充に加え、記述問題が必出です。
例年5問ほど出題されていますが、他の学校にみられるような字数制限がある問題だけでなく、行数の指定があるだけで、字数制限のない問題が複数出題されるのも大きな特徴です。
洗足学園中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、洗足学園中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
洗足学園中学校の国語では、大問数は2題程度ですが、記述問題が5~6問と多いため、時間に余裕がありません。しかも、引用文が7000字程度とやや長くなっています。そのため、試験時間内にすべての問題をこなすには、時間配分に十分な注意が必要です。
ただ、設問自体は、論説・説明文は筆者の主張を、小説・物語文は心情を読み解く問題となっており、オーソドックスな長文問題となっています。
ですので、まずは問題演習を通じてさまざまな出題パターンに慣れ、基本的な読解のポイントを押さえましょう。演習を多くこなすことで、読解スピードと問題を解くスピードを身につけ、「残り時間を見て、解けそうな問題から解く」といった対応もできるようにしておけば、落ち着いて試験に臨むことができます。
洗足学園中学校の場合、学習院女子などのように、漢字や語句で独立した大問は出されません。
ただ、読解問題の中で必ず5問程度の漢字の書き取りや慣用句、ことわざなどが問われます。確実に得点できるよう、知識はしっかり基礎固めをしておくことが必要です。
また、合格点を取るためには、5問程度出される記述問題の対策が必須です。
近年必ず出題されている50字~60字程度の記述問題では、言い換えなどを使って、「解答に盛り込むべきポイントをうまく字数内にまとめる力を身につけておくこと」が重要になります。
洗足学園中学校の場合、年や回数によって傾向はあまり変わらないので、過去問で演習を積んでおくのが効果的です。
洗足学園中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。