世田谷学園中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

世田谷学園中の算数では、大問1の計算問題や基本問題での失点が命取りとなるため、ミスなく素早く解けるようにしましょう。大問2～5はオーソドックスな問題が中心ですが、計算処理が煩雑な問題が多く、特に図形の移動などは注意が必要です。大問5や6では難易度が高く記述式の問題が出題されるため、部分点を得るためにも途中式や考え方を丁寧に書く習慣を日ごろから身につけておきましょう。

世田谷学園中の国語では、物語文の「心情の変化」や「抽象的な表現の意味」を押さえることが重要です。論説文では、論点の把握や論理の展開、対比の構造を意識して読み解きましょう。設問には記述問題が多く、60～80字程度でまとめる練習が必要です。新しいパターンの問題にも対応できるよう、さまざまな問題を解いておきましょう。漢字の書き取りは、文字のバランスを意識して丁寧に書くことが求められます。

世田谷学園中の理科は典型的な中学入試問題が中心で、「力のつり合い」や「中和の問題」、「単位換算の計算問題」などが出題されます。基本問題に集中して取り組み、点数を固めてください。漢字で記入する必要があるため、語句は正確に覚えておきましょう。 実験・観察の手順や結果を説明できるようにし、記述問題対策をしましょう。力学計算・化学計算の問題は差がつきやすいため、演習を積み、比例式を使った計算に慣れておくことが大切です。データの読み取り力も重要ですので、表やグラフを正確に読み取る練習をしておきましょう。

世田谷学園中の社会は、基本問題や中学入試の頻出事項が中心です。難問は少ないものの、基礎をしっかり押さえることが重要です。地理分野では、日本の農業や地形図、三大工業地帯などを地図や統計データと共に学びます。歴史分野では外交史が頻出で、日本と朝鮮の歴史や世界遺産などが問われます。政治分野では、地方自治や三権の仕組み、時事問題がテーマになることもあります。日本と世界の結びつきを意識して学びましょう。