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芝中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、芝中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば芝中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
芝中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 75点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 地理総合、歴史総合、政治総合、複数分野総合 |
芝中学校 社会の入試問題の傾向
広範囲にわたり出題
芝中学校の社会は、例年、大問4問、小設問30~40題と、問題量が多めなのが大きな特徴です。例年の傾向として、大問1が地理問題、大問2が歴史問題、大問3が政治、大問4が時事に関連した総合問題。政治や時事問題の割合が比較的多めなので、対策は必須です。
解答形式は記号選択や用語記入が中心ですが、毎年、大問4の最後に100字程度の論述も出されます。
地理では、各地方の自然や文化、社会問題、農林水産関係など幅広く出題されます。歴史では各時代の重要事項について問われる問題が頻出しています。主な出来事の原因や結果についても押さえておく必要があります。
また近代外交や政治についても記述問題が見られるのも特徴です。
政治・時事では憲法や国会、財政、選挙について掘り下げた問題が出題されます。現在の政治情勢について、日頃から関心を持ち、知識を培っておきましょう。
「思考力」がカギを握る
全体的に設問を見てみると、「思考力」が求められる問題が多いと言えるでしょう。基本的なことに関しては記述できることが大前提で、さらには歴史的な流れをおさえながら、物事や出来事の影響や背景までを幅広くおさえておく必要があります。
また後半の大問3や大問4は特に問題文が長く、素早く解くには「読解力」も欠かせません。
時間配分について
試験時間に対して問題量や出題文章が多く、時間の余裕はあまりありません。また、記述問題には字数制限や用語使用の条件が付いている場合もあり、時間が掛かることが予想されます。いかに記述問題に時間が費やせるかが合否のカギを握るでしょう。
芝中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
「記述対策」は必須
芝中学の社会の大問4の最後では、「与えられた3のキーワードを使って、100字程度でまとめる記述問題」が必出です。ただ、この記述問題は、「3つのキーワード」をヒントにして本文をたどっていけば、入れるべきポイントを見つけることができます。「キーワードをたどって必要なポイントを見つける方法」と「ポイントを制限字数内にまとめる方法」を意識しながら演習を積むのが大切です。
表やグラフも活用した学習が大切
芝中学の社会の特に地理分野では、図や表が用いられた問題が頻出しています。日本の産業を学習する際には、産業分布図や貿易についての表やグラフなどをしっかりと確認しておきましょう。また、産業と関連する自然的条件や世界の結びつきなどの関連事項についても押さえておくことが重要です。
芝中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。