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白百合学園中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、白百合学園中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば白百合学園中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
白百合学園中学校 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 読解問題、知識問題など |
白百合学園中学校 国語の入試問題の傾向
問題量に対して、試験時間が短い
白百合学園の国語の問題量は、上位女子校の国語としては標準的と言えます。小問数は20問前後となっています。ただ、試験時間が40分と短いため、テキパキ問題を解いていく力が求められます。
過去問で演習をする際には時間をはかり、「読む」「理解する」「書く」の全てのスピードを養っておくことが重要です。
40~60字の長めの記述問題が多く出される
また、白百合学園の国語の設問内容を見ると、記述問題の比重が高いのが大きな特徴です。40~60字程度の記述問題が中心でしたが、近年では80字の記述問題、さらには100字の長い記述が出されることも少なくありません。
「記述が苦手」では、白百合学園の国語で合格点を取るのはかなり厳しいと言えるでしょう。
「正確な読解力」も求められる
また、白百合学園の国語では、比重の大きい記述問題に目が行きがちですが、「適語補充」や「記号選択問題」でも、油断はできません。
なぜなら、「選択肢が7つある記号選択問題」や、「接続詞だけではない適語補充問題」がよく見られるためです。こうした問題は、「なんとなく」の理解では解答できないため、「正確な読解力」を身につけておくことが求められます。
白百合学園中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
「記述問題」の攻略が絶対条件
ご存知の通り、白百合学園の国語を攻略するためには、「記述問題」を攻略することが何より重要になります。白百合学園の記述問題でよく出されるのは、「文章の内容」や「登場人物の心情」を字数内にまとめる、中学入試の国語のオーソドックスな問題です。
ただ、白百合でよく見られる50字以上のやや長めの記述では、ポイントをまとめるだけではなく、自分の言葉で「肉付け」する力や、「言い換える」力も必要になります。問題集や過去問などで記述問題を多数こなし、「表現力」を養っておきましょう。
「初読で要点を掴む力」を身につけておく
白百合学園の国語で出される文章の量は、年によって増減することがあります。
ただ、文章量が減ったとしても、白百合学園の国語の試験時間が短く、記述問題が多数出されることには変わりありません。何度も読み返していると時間をロスしてしまうので、長文を読む際には、印をつけたり線を引いたりなど、「一度読んだだけで要点を掴む」力を身につけておくことが大切です。また、あらかじめ設問に目を通しておくことで、答えになりそうな箇所を把握できるのでそういった工夫も有効です。
「誤字脱字」も減点対象に
今後、出題傾向が変化することも考えられますが、今までの傾向からすると、知識問題が白百合の国語の中で占める割合も少なくありません。特に、漢字の問題については、今まで出されたものも、「除く」「素材」「前兆」などの基本問題がほとんどなので、落とすと差がついてしまいます。
対策としては、文法とともに、漢字・語句の問題集を一冊仕上げることをお勧めします。丸暗記ではなく、漢字なら部首も対義語もというように、派生させたノート作りが有効です。
また、白百合の入試担当の先生によれば、記述問題の解答で誤字脱字があると減点となります。1点を争う入試本番で、漢字のミスで失点してしまうのは勿体ありません。漢字の知識は、最低限固めておくようにしてください。
白百合学園中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。