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東邦大東邦中学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、東邦大東邦中学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば東邦大東邦中学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
東邦大東邦中学校 社会 2023年入試データ | |
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配点 | 前期100点、後期50点 |
試験時間 | 前期45分、後期30分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 総合問題を中心に各分野幅広く出題 |
東邦大東邦中学校 社会の入試問題の傾向
「地理」、「歴史」、「政治経済」の3題構成
東邦大東邦の社会は、基本的に3分野から1題ずつ、大問3題が出されるという出題構成になっています。ここ数年は、大問1が地理、大問2が歴史、大問3が政治経済からの出題です。
どの分野も、総合問題形式での出題が多くなっています。歴史分野では「国宝に指定されている建造物」や「天文」に関してテーマを絞った問題が出されることもありました。
前期・後期で配点と試験時間が異なる
東邦大東邦では、前期と後期の2回、試験が行われます。社会の場合、前期と後期で問題形式が異なります。具体的には、前期が試験時間45分なのに対し、後期の試験時間は30分、また配点も、前期が100点満点なのに対して後期は50点満点となっています。
ただ、問題量については、前期・後期でそれほど大きな差はありません。
設問形式は記号選択問題がほとんど
中学受験の社会では、文章で出来事の背景や理由を説明させる問題を出す学校もありますが、東邦大東邦の場合、設問のほとんどは記号選択問題です。他は、1回の試験につき1、2問、語句記入の問題が出される程度となっています。
4科目のなかでも、点数を稼ぎやすい
社会は、東邦大東邦の試験科目4教科のなかでも、例年、受験者の平均点が7割近くと高くなっています。最近では、年による難度のブレも小さく、安定して点数を稼ぎやすい科目と言えます。
逆に言うと、ここで点数を落としてしまうと、他の受験生と差がついてしまう科目でもあるので、気を抜くことはできません。
東邦大東邦中学校 社会で合格点を取る対策ポイント
歴史、政治経済分野の問題を得点源に
東邦大東邦の社会で合格点をとるためには、歴史と政治経済分野の問題を得点源にすることが大切です。この2つの分野から出題される問題は、基本的な知識を問う問題が多くなっています。ですので、基礎固めを確実に行っておけば、高得点を狙うことができます。
ただ、得点を稼ぐためには細かく正確な知識が必要とされるので、基礎固めは抜け漏れのないように行っておきましょう。
資料の読み取り演習を重ねる
中学受験の社会ではよく言われることですが、知識を覚える際に、地図や写真、グラフを見ながら勉強することも、東邦大東邦では重要なポイントになります。
特に地理分野の問題では、3Dマップで表示された色別標高図がどの地域を示しているかを問う問題や、都道府県別の10万人あたりの店舗数から、うどん・そば・ラーメンの食文化の地域性を明らかにする問題など、他の学校ではあまり見られない問題も出されます。
初見の資料から情報を的確に読み取る力がかなり求められるので、普段から、様々な資料から情報を読み取る練習を積み重ねておくことが必須です。
後期試験では、より解答スピードが求められる
前期・後期で問題形式が異なる社会ですが、後期の試験を受験する場合には、前期の試験よりも、問題を解くスピードを磨いておくことが必要になります。なぜなら、試験時間が15分減っているわりに、問題の量はそれほど大きく減っていないからです。
解答スピードを上げるためには、不正解の選択肢を、自信を持って素早く消すための確実な知識を身につけておくことが大切です。
東邦大東邦中学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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