- トップページ
- > 教科別対策 >
- 桐蔭中等教育の算数対策
桐蔭学園中等教育学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、桐蔭学園中等教育学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば桐蔭学園中等教育学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。(※2019年度より桐蔭学園中学校男子部・女子部は募集を停止し、桐蔭学園中等教育学校が共学になりました。)
桐蔭学園中等教育学校 算数 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 150点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 計算、数の性質、比、濃度、図形など |
桐蔭学園中等教育学校 算数の入試問題の傾向
基本から標準レベルが中心
2018年までは大問は約5題構成で、問題は基本から標準レベルが中心となっており、幅広い領域から出題されていました。しかし、男女共学化されて初の入試である2019年~2021年は、大問3題という構成でした。大問1で計算問題と応用小問、大問2と大問3が応用小問となります。また、男女別の入試が廃止されたため、女子版に合わせ、難易度は下げられました。
よく出題される図形問題には注意が必要
桐蔭学園中等教育学校の算数では、図形問題は、記載されている図形と実際の図形が必ずしも一致するわけではないので、そのまま鵜呑みにするのではなく、注意して確認しましょう。図形問題はほぼ毎年1~3題出題されているので、確実にとれるように何度も解いてみることが必要となってきます。
算数の出来で合否を分けることも…
桐蔭学園中等教育学校の4科目入試の算数は、理科・社会よりも50点高く配点が設定されており、算数の出来が合否の鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。理科・社会が苦手でも算数で点を稼ぐことで大きなアドバンテージを得られるとも解釈できます。いずれにせよ、桐蔭学園中等教育学校に合格するには算数が得意であることがとても重要になります。
桐蔭学園中等教育学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、桐蔭学園中等教育学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
基本の徹底がポイント
基本から標準レベルの問題が中心に出題されるので、いかに短時間で正確に答えを出せるかということがポイントになってきます。それによって残りの応用問題にかけられる時間も変わってくるので非常に大切です。反復演習を徹底して、本番ではミスのないようにしましょう。
図形問題の対策が必須
桐蔭学園中等教育学校の算数において欠かせないのが図形問題への対策です。 というのも、毎年のように図形問題が出題の大きなウエイトを占めているからです。実際に、2019年には大問2の5題はすべて図形問題が出題されました。また、2020年、2021年の入試概要にも「基礎的な計算問題と図形と知識や文章・グラフを読み取る力を問う基本・標準的な問題を出題」と書かれており、図形問題の対策は今後も必須です。角度・面積・体積など基本的な内容が問われることが多いので、しっかりと演習を積んでおきましょう。
取れる問題を確実に取る
先ほど算数の配点が高いことをお伝えしましたが、それは1問あたりの配点が高いということを意味します。
後半の応用問題では少し難易度の高い問題が出題されることもありますが、各大問の前半の問題は比較的易しめに設定されています。時間を見ながら、解けそうにない問題は一旦飛ばして次の問題に進む、解けそうな問題から解いていくなどの工夫をして1問でも多く正解するという姿勢が重要です。
桐蔭学園中等教育学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。