- トップページ
- > 教科別対策 >
- 桐蔭中等教育の社会対策
桐蔭中等教育学校
-社会の入試傾向と合格対策-
このページでは、桐蔭中等教育学校の社会の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば桐蔭中等教育学校の社会を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。(※2019年度より桐蔭学園中学校男子部・女子部は募集を停止し、桐蔭学園中等教育学校が共学になりました。)
桐蔭中等教育学校 社会 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 40分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 日本の歴史、外交、日本各地の特色、政治や選挙、憲法など |
桐蔭中等教育学校 社会の入試問題の傾向
記述問題の対策にも取り組もう
2018年までは、試験時間が40分で大問数は4題、小問は40問前後と、かなり速く解き進めなければすべて解ききることができない問題量でした。解答形式は、選択問題中心で、記述問題は各大問に数問出題される程度です。しかし、2019年度は大問3題、小問数は29題です。比較的余裕をもって解くことが可能になったといえます。
出題分野の割合と問題形式
桐蔭学園中等教育学校の社会は地理・歴史・公民の各分野から出題されます。ただ、地理分野と歴史分野からの出題が40%ずつとやや多めで、公民分野からの出題は20%と少なめになっています。全体の問題形式としては、空欄に適切な語句を当てはめる問題、文章の内容の誤りを判断する問題、地図や統計表、グラフから読み取る問題、出来事の順番を並べ替える問題などが出題されます。
3分野とも日本を中心に出題
地理分野では日本各地の特色を問う問題が出され、地図・統計・グラフ・表から情報を読み取る力が求められています。歴史分野では各時代を幅広く網羅した問題が出ることが多く、細かい内容が問われることもあるため、豊富な知識が必要です。公民分野では政治や憲法など現在の社会のしくみが問われ、時事的な要素を絡めて出題されます。しかし大問3は、日本ではなく近年の国際関係についての設問で、一般常識的な問題も出題されていました。
桐蔭中等教育学校 社会で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、桐蔭学園中等教育学校の社会で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
地理に欠かせないのは地図
普段から地図帳を見る習慣をつけることが大切です。また、日本各地の地名と地形・気候、資源・産業などを白地図などにまとめたり、貿易品目や相手国の順位・特徴、世界遺産の特色を統計や資料集を見たりして覚えましょう。
歴史の学習には年表を活用
歴史の学習は、まず教科書を読んで大まかな時代の流れをしっかり把握しましょう。さらに、自分で年表を作成し、時代の特徴やできごと・年代・人物・影響を整理するとよいでしょう。また、史料集などで写真や絵画などに親しんでおくことも重要です。
時事問題対策も重要
公民では憲法や国会、選挙の制度、国際関係などについて時事問題に関連した問題が出題されます。日頃から新聞やニュースを注意して見るようにし、ときどき家族でその内容を話題にしましょう。できごとの内容やそれにかかわる人物、問題点、影響などをまとめておくとよいでしょう。2017年ではサミット、2018年では国際関係について出題されました。
桐蔭学園中等教育学校の社会で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。