- トップページ
- > 教科別対策 >
- 東京女学館中の国語対策
東京女学館中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、東京女学館中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば東京女学館中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
東京女学館中学校 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 | 大問数 | 3題 |
頻出分野 | 読解、知識 |
東京女学館中学校 国語の入試問題の傾向
「書き抜き」が多く、時間に余裕はない
東京女学館の国語は、近年、大問3題、総設問数30題程度という出題形式が続いています。文学的文章、論説文、漢字という大問構成が定着しています。また文章量はそれほど長くなく、内容も読みやすいものとなっています。
解答形式については、選択問題も出されますが、書き抜きなどの記述問題の比重が高いのが特徴です。そのため、引用文の量や質のわりに時間がかかり、あまり余裕のない試験となっています。
「精密な読解力」が必要
設問の内容を見ると、「細部にわたって内容を読み取れているか」を確認する問題が多くなっています。「本文の内容の説明」を書かせる記述式の問題もよく見られますが、「表現力が必要」というより、問題文のポイントをしっかり読み取れていれば解ける問題です。
全体的に、「精密な読解力」が求められるのが「東京女学館の国語」と言えるでしょう。
東京女学館中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、東京女学館中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
「線を引く場所」のチェックが重要
先ほどもお話しした通り、東京女学館の国語で合格点を取るためには、「精密な読解力」が不可欠です。書きぬきや説明記述も字数が短めのものが多いので、要点をピンポイントで拾っていかなければなりません。
国語の問題演習をする際には、必ず大事だと思うところに線を引かせ、答え合わせのときに「本当に大事なところに線が引けているか」をチェックしてあげるのが、「精密な読解力」を身につける近道になります。また、出して答える問題が多い場合は、あらかじめ設問に目を通しておくことで、再読する時間を省くことができます。
「女学館らしい」問題は、過去問で対策を
また、女学館の国語では、毎年必ず出される独自の形式の問題があります。「段落の冒頭の空欄に接続語を入れる問題」や「文章中のことばの意味を問う問題」などがそれにあたります。
「文章全体の流れ」や、「筆者の主張」を掴めていれば解ける問題なので、過去問を活用して、問題形式に慣れておきましょう。
慣用句や文学的文章に出てくる言葉にも注意
近年では、漢字は大問3として、まとめて問われることがほとんどです。一方、同じ知識問題である「ことばの知識」については、長文読解の中で問われることが多くなっています。慣用句や文学的文章に出てくるような言葉がよく出されるので、基礎知識をしっかり固めておくことが必要です。
東京女学館中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。