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東京女学館中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、東京女学館中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば東京女学館中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
東京女学館中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 30分 | 大問数 | 3題 |
頻出分野 | 各分野からまんべんなく出題 |
東京女学館中学校 理科の入試問題の傾向
設問内容が多彩
東京女学館の理科は、例年、試験時間30分に大問3~4題という出題構成です。解答形式は記号選択と適語記入が中心ですが、短めの文章記述や作図問題も出されます。エネルギーや物質分野では、計算問題の出題もあり、多種多様な設問が出題されます。
4分野から1題ずつの出題
出題分野を見ると、「生物」「化学」「物理」「地学」の4分野から、基本的に1題ずつ問題が出されています。問題数に関しては、大問数にかかわらず30問前後の出題になっています。
出題単元に目立った偏りはない
単元ごとに見ていっても、同じ単元が2年連続で出されることは少なく、偏りがないのが女学館の特徴です。まんべんなく知識を固めておくことが求められる試験と言えます。
最近、取り上げられている単元としては、生命で「動物・植物の体としくみ」、物質で「気体・水溶液の性質」「ものの溶け方・燃え方」、エネルギーで「電気回路」「力のつりあい」、地学で「天体とその動き」「流水のはたらき」などが挙げられます。
合格者平均が、10点以上変動することも
年によって難度のバラつきが見られるのも特徴です。今後も問題の難度が変化することは十分考えられるので、過去問演習などに取り組む際は点数に一喜一憂しすぎず、冷静に弱点を補強するようにしましょう。
東京女学館中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、東京女学館中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
対策は、生物・科学を優先的に
東京女学館の理科は、基本的に4分野からバランス良く出題されますが、「生命」「物質」分野の比重がやや大きい傾向にあります。しかも、基本レベルの問題がほとんどなので、取りこぼしは許されません。受験が間近に迫っていて、偏差値が足りていない場合は、「生命」「物質」分野の対策から優先的に取り組んでいくのがポイントです。
「考えさせる問題」の攻略が不可欠
中学入試の理科でよく見かける典型的な問題がほとんどですが、なかには、知識だけでは解けない「考えさせる問題」が混ざっていることもあります。合格点を取るには、この「考えさせる問題」を攻略することが不可欠になります。
攻略するには、「初見の問題」、「知らない事柄」が出てきてもすぐに投げ出さずに、問題文や持っている知識からヒントを探して、解答にたどり着く道を探す姿勢を身につけておくことが大切です。
エネルギー・物質分野の「ひねった問題」が、合否を分ける
また、「エネルギー」「物質」分野で「ひねった問題」が出されるのも特徴と言えます。
先ほどお話ししたとおり、基本レベルの問題が多いので、こうした「ひねった問題」でどれだけ得点できるかが、合否を分けるカギになります。本番で焦らないよう、過去問で演習を積み、問題形式に慣れておきましょう。
東京女学館中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。