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豊島岡女子中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、豊島岡女子中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば豊島岡女子中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
豊島岡女子中学校 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 説明・論説文、小説・物語文、知識問題など |
豊島岡女子中学校 国語の入試問題の傾向
豊島岡女子中学校の国語は、基本的に説明・論説文1題、小説・物語文1題という問題構成となっています。漢字や知識問題は読解問題の中で行われることが多いです。試験時間は50分ですが、読解問題には小設問がそれぞれ17問程度あり、問題量は少ないとは言えません。また問題文が比較的長いため、読解に時間がかかることが予想されます。時間配分に注意が必要です。
設問の内容も、説明・論説文は論の展開を問う問題、物語文は心情を問う問題が中心となっています。一方、他は書きぬき、指示語の内容、助動詞の補充、文の並べ替えなど、多岐にわたっています。
最近取り上げられた文章を見ると、論説・説明文からは『先生はえらい』(内田樹)、『はじめての哲学』(藤田正勝)、小説・物語文では『屋上のウインドノーツ』(額賀澪)、『ハリネズミは月を見上げる』(あさのあつこ)などが挙げられます。
出題形式は選択肢の問題がほとんどです。いずれも5択程度から選ぶ問題となっており、客観的に話の要点を読み取っていく高い読解力が求められます。また50~60字程度の記述問題も毎年必ず数題出題されています。
漢字の書き取り問題はここ4年必ず出題されており、例年3題ほどです。小学生にはあまり馴染みのない語彙が出題されることもあります。
豊島岡女子中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、豊島岡女子中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
比較的文章が長いこともあり、読書を通して文章に慣れておくことがまず重要です。そのとき、主題を読み取る習慣をつけましょう。
豊島岡女子中学校の国語では、「根拠に基づいて、論理的に選択肢を選べる力」を身につけておくことが不可欠です。答えを導き出すために、選択肢問題を解くときに、文章の中から的確に根拠に当たる箇所を探し出すことが大切です。そのために、まずは限られた時間の中で正しく内容を理解する読解力を身に付けましょう。
普段の演習の際に、答えが合っていたとしても、「どうしてこの答えなのか」を確認していくのが効果的です。
ほかの受験生と差をつけるためには、記述問題の対策も必要です。内容をまとめるものと自分の考えを述べるものの2パターンでの出題がほとんどであるため、キーワードを盛り込む、時数内で要点をまとめるといった練習を、過去問や類題を使って行っておきましょう。
豊島岡女子中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。