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東洋英和女学院中学部
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、東洋英和女学院中学部の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば東洋英和女学院中学部の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
東洋英和女学院中学部 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 13題 |
頻出分野 | 四則計算・逆算、和と差、旅人算、角度・面積・長さ、体積・表面積、図形・点の移動、表とグラフ、約束記号・文字式、整数・小数・分数の性質、場合の数、調べ・推理・条件の整理 |
東洋英和女学院中学部 算数の入試問題の傾向
問題用紙に解答を書きこむ、独自の解答形式
東洋英和女学院の算数は、ここ数年、試験時間45分、大問9~10題という出題構成が続いています。
解答問題数は20問程度ですが、解答用紙がありません。問題用紙に直接解答を書きこむ形式になっているのが最大の特徴です。計算に使える余白が少ないので、注意が必要です。
後半になるにつれて、問題の難度が上がる
東洋英和の算数は、問題が進むにつれて、難度が上がっていく構成になっています。
出題内容を見ると、大問1が計算3問、大問2が応用小問5問、大問3が複合図形の求積問題、大問4、5が特殊算、大問6が数の性質、大問7が立体図形というのが例年のパターンです。
大問8、大問9については、図形、数の性質、比、グラフ、集合などを使った応用問題が出されています。
大問10については、ニュートン算、約数、倍数、約束記号などが出されています。
算数の比重が大きい
東洋英和の入試問題は、計320点ですが、国語と算数は100点満点です。総合点に占める算数の比重が大きいため、合否に対する影響が大きいと言えます。なので、算数の対策は非常に重要になってきます。
東洋英和女学院中学部 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、東洋英和女学院中学部の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
「1枚目」を確実に取ることが必須条件
東洋英和女学院の算数は、以前は、「問題用紙の1枚目をノーミスで仕上げれば合格に近付く」と言われていました。ただ、2009年以降、問題形式が変わったため、2枚目への対策も重要になってきています。
逆に言えば、1枚目を確実に取ることが必須条件になるので、前半の基本的なレベルの問題での失点は許されません。
大問8、大問9、大問10が合否を分ける
近年の合格者の算数の平均点を見てみると、2020年のA日程が72.2点、B日程が66.5点、2019年のA日程が69.1点、B日程が75.7点と高得点なので、東洋英和の算数で合否を分けるのは、難度の高い後半の問題です。特に、大問8、大問9、大問10では、解くのに時間がかかる、難度の高い問題がよく出されます。
東洋英和の算数で合格点を取るには、前半を素早くこなすスピードを身につけた上で、最後の応用問題を解ける力を養っておくことが必要になります。出題形式は毎年ほぼ変わらないので、過去問を多く解くことで問題に慣れることは非常に重要です。
頻出分野を重点的に対策しておく
東洋英和の場合、出題分野が比較的はっきり決まっているので、対策が立てやすい試験と言えます。たとえば、速さ、旅人算、推理算などの特殊算の文章題や、円やおうぎ形を複雑に組み合わせた図形の求積問題、水の深さや速さと絡めたグラフの問題などが頻出です。
東洋英和の担当の先生曰く、A日程とB日程で難度に大きな差はないので、過去問を使って、頻出分野を重点的に対策しておきましょう。
東洋英和女学院中学部の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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