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東洋英和女学院中学部
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、東洋英和女学院中学部の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば東洋英和女学院中学部の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
東洋英和女学院中学部 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 1題 |
頻出分野 | 読解問題、知識問題、作文 |
東洋英和女学院中学部 国語の入試問題の傾向
読解問題が1~2題というシンプルな出題構成
東洋英和女学院の国語は、やや長めの読解問題が1~2題、というシンプルな出題構成が大きな特徴です。2017年・2018年の2年間は、長めの物語文が1題という構成でしたしたが、2019年は通常の2題の読解問題になりました。また、漢字問題は文章題の中のひとつとして出題されています。
随筆や物語文の出題が中心
東洋英和の国語で取り上げられる文章は、随筆文や物語文の出題が中心です。説明文が取り上げられる頻度は高く、2018年・2019年共にB日程で説明文が出題されています。 また、2018年B日程のように詩などが出題されることもあります。
最近出題された文章としては、新美南吉の『新美南吉童話集所収の「久助君の話」』(2020 )、ドリアン助川の『多摩川物語所収の「台風のあとで」』(2019)、伊藤整の『少年』(2018年)、などが挙げられます。
「意見論述問題」も出される
設問の内容を見ると、漢字、記号選択、抜き出し、記述などが出題されています。記述問題は字数制限がなく、問題用紙にある解答欄に直接書き込む形式のものが大半です。
内容としては、本文から読み取った内容を答えるだけでなく、「あなたの考えを書きなさい」といった「意見論述問題」も出されます。
東洋英和女学院中学部 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、東洋英和女学院中学部の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
紛らわしい語彙や表現を問う問題も
最近の東洋英和の国語では、漢字、語彙、表現などは、読解問題のなかで問われます。最近出されたものとしては、「品行方正」「唱和」(2020年)や「油断」「指針」(2019年)などがあります。内容としては、基本レベルの問題がほとんどです。
ただ、中学受験生が間違いやすい、紛らわしい語彙や表現を問う問題が出題されることもあるので、漢字や語彙、表現については、正確な知識を身につけておきましょう。
また、選択問題では「あてはまらないもの」や「ふさわしくないもの」を選ばせる問題が近年出題されています。1つ1つの選択肢について、どこが誤っているかを確認しながら消去法で解いていくのがポイントです。
記述問題の対策が合格のカギ
東洋英和女学院の国語で合格点を取るためには、記述問題の対策がカギになります。東洋英和の記述問題は、字数制限がない問題が多いため、解答欄の大きさから解答の長さを推測し、適度な長さに文章をまとめることが必要です。
やや長めの文章から要点を的確に抜き出したり、解答欄に合わせてポイントをまとめ、字数を調整したりする練習を積んでおくことが大切になります。
「意見論述」では、「語彙力」「作文力」も求められる
また、東洋英和の記述問題では、自分の意見を書く「意見論述問題」が出されることもあります。「意見論述」を攻略するには、自分の考えを表現するための語彙力や、文中の言葉を言い換える力、意味の通る文章を作る作文力などが求められます。
こうした力を身につけるためには、普段から、自分の考えを簡潔にまとめる練習を積んでおくのが効果的です。
東洋英和女学院中学部の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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