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東洋英和女学院中学部
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、東洋英和女学院中学部の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば東洋英和女学院中学部の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
東洋英和女学院中学部 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 60点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球 |
東洋英和女学院中学部 理科の入試問題の傾向
記号選択が中心、グラフ作成・作図・文章記述も出題される
東洋英和の理科は、総設問数が20~25問前後となっています。試験時間が30分と短めなので、あまり時間に余裕はありません。
設問の内容としては、記号選択問題が中心です。用語記入はここ数年で1問だけの出題でした。説明記述や作図は比較的出題されます。たとえば、2020年の試験では、大問1の(2)で作図問題、2019年の大問3の(1)で記述問題が出題されました。
基本レベルの問題が多く、平均点は高め
最近の合格者の平均点を見てみると、A日程の場合、2020年が36.1点、2019年が46.4点、B日程では、46.2点、46.4点と高くなっています。
全体的に基本レベルの問題が多いことが、平均点が高くなる理由と考えられます。
東洋英和女学院中学部 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、東洋英和女学院中学部の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
典型題は確実に取れるように
東洋英和女学院の理科では、出題される問題の難度は、基本的なレベルのものがほとんどです。いわゆる「難問奇問」と言われるような難度の高い問題は出題されません。問題集などで典型題を多数こなし、確実に得点できるようにしておきましょう。
「電磁気」など、中学受験生が苦手にしやすい分野も出されるので、抜けや漏れがないよう、基礎固めを徹底しておくことが大切です。
多様な設問に対応できる力も必要
また、合格点を取るためには、記号選択問題、計算問題、作図問題、文章記述問題など、多様な設問に対応できる力を養っておくことも必要になります。
「素早く計算をこなす力」、「正しくグラフを書く力」、「ポイントをまとめて分かり易く文章にする力」など、様々な力が求められるので、なるべく多くの問題をこなして、必要な力を養うことが大切です。
「こいぬ座のプロキオンの位置を決める問題」「サクラの葉に葉脈を書きこむ問題」「豆電球・スイッチ・乾電池などをつなげる問題」などの作図問題も出されますが、基本的な知識があれば解ける問題なので、しり込みせず、積極的に取り組んでいきましょう。
A日程とB日程で、難度に差はない
中学入試の場合、複数回、試験が行われる学校の中には、普連土学園のように、試験ごとに問題の内容や構成が大きく異なるケースもあります。ただ、東洋英和の場合は、A日程とB日程で、問題の難度に大きな違いはありません。
そのため、東洋英和の志望校対策をする際には、A日程、B日程に関わらず、過去問を数年分解き、演習を積んでおくのが効果的です。
東洋英和女学院中学部の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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