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早稲田中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、早稲田中学校の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば早稲田中学校の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早稲田中学校 国語 2023年入試データ | |
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配点 | 60点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 2題 |
頻出分野 | 読解、知識 |
早稲田中学校 国語の入試問題の傾向
早稲田中学の国語は、例年、読解問題が2題という構成で、小説から1題、説明文もしくは随筆文から1題という出題す。設問数は15問前後で、問題量と試験時間のバランスは取れていると言えるでしょう。
解答形式は、記号選択や書きぬきが中心ですが、記述問題も2、3問出題されています。
引用文が7000字前後と、やや長めの文章となっているのが特徴です。
そのため、長文問題を正確に素早く理解することが求められます。設問の量が平均的な分、「普段から読書をしてスピードを高めること」や、「長文から要旨を正確につかむ読解力」が重要になります。
他校の国語では、点数の稼ぎどころとなる「漢字の書き取り」ですが、早稲田の場合、油断はできません。なぜなら、「娯楽」「弾圧」といった、小学生にはあまり馴染みがなく、レベルの高い問題が出題されるからです。
「漢字の書き取り」で点数を落とさず、合格するためには、高度な語彙力を身につけておくことも必要になります。
早稲田中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早稲田中学校の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
早稲田の国語で合格点を取るための最大のポイントは、「できるだけ多様な問題文や設問に触れておくこと」です。
そのため、まずはジャンルを問わずいろいろな文章を読んで読解力を高め、そして過去問などを利用して「国語力」を育むことが求められます。
早稲田の場合、難解な文章を読みこなせることは必要ないので、標準レベルの長めの文章をたくさん読み、設問に偏りのない他校の過去問などを活用して、できるだけ多くの問題に触れておきましょう。
また、選択問題が多く出されるのが特徴です。対策をする際には、「選択問題の選択肢の数が多い」ことに注意が必要です。
過去には「7つの選択肢の中から正解を3つ選ぶ問題」が出題され、精密な読解力が問われました。また、「不適当なものを選ぶ問題」が出題されることもあります。
普段の演習でも、消去法を使うなどして「この選択肢はここが違う」といえる根拠を必ず確かめるようにしていきましょう。
「語句・慣用句」に関する問題も多くなっています。たとえば、「『すっと背筋が冷たくなった』理由」を選ぶなど、語句の意味に関する問題や、「空欄に当てはまる慣用句・言葉」を選択する問題が出題されています。
問題集などを使って、語彙力と頻出分野の知識を定着させ、過去問を活用して、問題形式に慣れておくことがポイントです。
また、「指示語」に関する出題も多くなっています。「傍線部の直前を探す」など、「指示語の内容の探し方」を身につけておきましょう。
記述問題の対策も忘れてはいけません。20字前後の短文完成形式の記述がよく出題されています。また、物語文では、50字程度で心情を問う記述問題が頻出です。
比較的時間に余裕のある試験なので、「主人公の気持ちが変化しているところに線を引く」「接続詞に丸をつける」など、読解のテクニックを使いながら要点を読み取ることができるはずです。
あとは、読み取った要点を「分かりやすく、過不足なくまとめる練習」を重点的にしておきましょう。
早稲田中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。