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早稲田中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、早稲田中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば早稲田中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
早稲田中学校 理科 2023年入試データ | |
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配点 | 40点 |
試験時間 | 30分 |
大問数 | 4題 |
頻出分野 | 生命、物質、エネルギー、地球 |
早稲田中学校 理科の入試問題の傾向
早稲田中学校の理科は、ここ数年、大問4題で、地学、物理、化学、生物から1題ずつ、まんべんなく出題されています。解答形式はほとんどが記号の選択と語句の記入で、記述式の問題はほとんどありません。
試験時間30分に対し、設問数が例年20題以上とやや多く、1問1分程度で解くスピード感が求められます。
しかも、生物や物理では計算問題も出題されるので、時間配分を意識して解いていく力も必須になります。実際に過去問を解いて、スピードと時間配分の感覚を把握しておくことが求められます。
問題の内容を見ると、ほとんどが、中学入試でよく出されているテーマが取り上げられており、「目新しい問題」や「聞き慣れないテーマの問題」は、基本的に出題されません。
ですので、マニアックな知識を追求するよりも、授業で学んだ基礎的な知識を確実に固めておくことが重要です。
早稲田中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、早稲田中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
早稲田中学校の理科の問題として取り上げられるのは、先ほどお話ししたとおり、入試の頻出テーマがほとんどです。
ただ、「早稲田中学校の理科」の難しさは、「ひと癖ある設問」にあります。
食物連鎖についての問題、火星と地球の距離の問題や、子宮内の赤ちゃんについての問題など、受験生が見慣れない形式の設問が目立ちます。
過去問を活用して、このような形式の問題も出題されることを把握しておき、本番で動揺しないようにしましょう。
試験時間にあまり余裕がないため、どうしてもわからない問題は一旦飛ばして、解けそうな問題から解いていくという臨機応変な対応も大切です。
難度が低い年の場合、入試の頻出事項を答えられれば合格点を取れることもありますが、難度が高めの年では、「化学や物理の手ごわい計算問題でどれだけ取れるか」で合否が分かれます。
解答だけを答える形式なので、ケアレスミスでの失点は何としても避けたいところです。理科の基礎知識の定着も大切ですが、計算でミスしないように日常的に計算練習を行って計算問題への対策も怠らないようにしましょう。
また、「実験・観察器具の扱い方」が頻繁に出されるのも特徴です。
授業の実験で学んだことや、教科書に書かれている重要事項のような基本的な「実験・観察器具」に関する知識は、忘れずに押さえておきましょう。
ほかに、身のまわりの環境問題と結び付けた問題もたびたび出題されます。
日ごろからニュースや新聞などを確認し、科学や環境に関することがらに目を向けておくとと良いでしょう。
早稲田中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。