早稲田実業の理科の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

早実の理科は、近年、試験時間30分、大問が3題という出題構成が続いています。出題分野にあまり偏りはなく、4分野からバランス良く出題されます。
解答形式は、「用語・数値記入」と「記号選択」が中心ですが、「作図」や「記述」問題も見られます。

基礎知識を試す問題が出題されるため、まんべんなく知識を固めておくことが必須になります。特に物質分野は、総合問題形式での出題が多く、幅広い知識が必要となります。
また、どの分野でも学校で行った実験などを題材とした問題が多く出題されます。
さらに、後半にかけて難度が高くなるため、総合力が欠かせなくなってきます。環境問題に関する興味・関心、それに関する知識も問われることがあるので、深い理解力・情報力などが必要言えるでしょう。

こうした入試傾向を踏まえて、早稲田実業学校中等部の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。

グラフ問題が頻出される早実の理科では、実験・観察・観測授業への参加は積極的に行うといいでしょう。
結果をノートに残しておくことで、受験対策にうまく活用することができます。

基本的な知識を確実にすることで、難度の高い問題でもうまく解ける可能性が上がってきます。そのためには普段から問題をできるだけ多く解くことが必要不可欠となってきます。
また、「物質」や「エネルギー」問題では、計算力が試されるので正確な計算力を身に付けておくことも重要事項です。

早実の理科では、先ほどお話ししたとおり、近年問題になっている環境問題を問われることがあります。
環境への興味・関心、深い理解力がないと解けないので、物事への「なぜそうなるのか」という疑問を持ち解決していくことが重要になってきます。
また、普段から科学ニュースにも目を向け、新聞や雑誌、ニュース番組などで気がついたことをノートにまとめておくと、試験対策を練るときに有効活用できるでしょう。