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山脇学園中学校
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、山脇学園中の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
山脇学園中の国語で合格点を取るために必要なことを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
山脇学園中学校 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 | 大問数 | 4題 |
頻出分野 | 読解、知識など |
山脇学園中学校 国語の入試問題の傾向
知識問題が大半を占める
山脇学園中学校の国語は、例年、大問5題(読解問題が2題と、知識問題が3題)の構成でしたが、2021年・2022年は、大問4題(読解問題が3題と、知識問題が1題)と読解問題が試験内容のほとんどを占める構成に変わりました。
ただ、読解問題の設問の中にも漢字の書き取りが含まれており、全体的に、言葉の知識等を問う問題が多いのが特徴です。
説明文では、「抽象的なテーマ」が取り上げられることも
題材となる文章は読みやすいものが大半ですが、説明的文章については、過去に出題された『子どもに伝える美術解剖学』(布施英利)のように、中学受験生が苦手にしがちな、「抽象的なテーマ」を扱った文章が出されることもあります。
題材となる文章は読みやすいものが大半ですが、説明的文章については、2015年に出された『子どもに伝える美術解剖学』(布施英利)のように、中学受験生が苦手にしがちな、「抽象的なテーマ」を扱った文章が出されることもあります。
問題量はやや多めだが、基本問題がほとんど
山脇学園の国語の設問を見ると、「書き抜き」「記号選択」「記述問題」がバランスよく出題されています。試験時間50分に対し、総設問数40問前後と、問題量はやや多めですが、出されるのは、基本レベルの問題が中心です。
また、中学入試の国語で差のつくポイントとなりやすい「記述問題」も、傍線部の近くにヒントがあったり、1~2行程度で答えたりする問題がほとんどです。
雙葉や桜蔭などの女子難関校のように、記述対策に多く時間をかける必要はありません。
山脇学園中学校 国語で合格点を取る対策ポイント
知識問題を取ることが「合格への近道」
山脇学園の国語に取り組む際には、比重の大きい「知識問題」を確実に取っていくことが合格への近道になります。
山脇学園の知識問題では、「漢字の書き取り」「文法」「表現議場」「敬語」「同音・同訓異義語」「慣用句・ことわざ」などが出されます。2015年のような「文学史」の問題や、2012年のような「歌集」についての問題が出されたこともありました。
出題される分野が比較的はっきりしているので、過去問を使って演習を積み、問題形式に慣れておくことが大切です。
基本問題に混じっている「間違いやすい問題」に要注意
また、算数と同様に、基本問題のなかに「間違いやすい問題」が紛れ込んでいるのも、山脇学園の国語の特徴です。
こうした「間違いやすい問題」は、記号選択問題のなかに混じって出されおり、差のつくポイントとなっているので、注意してください。
たとえば、「合っていないものを2つ選べ」という問題や、「正解を選びにくい問題」については、慎重に取り組むことが重要になります。
「論理的な読解力」が不可欠
このような山脇学園の国語で合格点を取るためには、「なんとなく」ではなく、「論理的に」文章を読んだり、問題を解いたりする力を身につけておくことが不可欠です。
文章を読む際には「線を引きながら」読んだり、「接続詞」に印をつけたり、選択問題なら、「消去法」を使ったり、「本文中の根拠」を見つけながら解いていったり、「傍線文の近く」でヒントを探したりと、中学受験の国語で必要とされるテクニックをしっかり身につけておきましょう。長文問題の出題量増加の対策として、日ごろから多くの文章に接して、読解力を十分につけておくことが大切です。
山脇学園中学校の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。