逗子開成中の国語の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

知識問題と文章の内容把握は必出

漢字の読み書き取りは、毎年必ずと言っていいほど出題されています。語句や文法に関しても出題されることもあるので気を付けておきましょう。文章のジャンルは、説明文、論説文、小説、もの当たり分、随筆など様々ですが、どの文章に対しても内容理解が的確にされているかどうかが問われる問題は頻出しています。

あらゆる設問が網羅された試験

逗子開成中学校の国語は、読解2題、知識問題1題の3題構成が定番となっています。特徴的なのは、漢字の問題が文章内からの問題ではなく、全くの独立した問題の構成になっているということです。

読解問題に関しては、多種多様な設問が散りばめられています。主題、大意、文脈理解、語句の意味、指示語などの問題がだされ、総合的な国語の力が必要です。

記述問題がキーポイント

逗子開成中学の国語のキーポイントは何と言っても記述問題です。表現力や要約力が試され、自分の言葉できちんと説明できるかどうかも重要です。字数制限があるものや、解答欄が3～4行になる本格的なものもあり、合格への近づくためにもここでの点数がカギになります。

あらゆるパターンの設問に慣れておこう

逗子開成中学の国語の特徴として、設問の種類が多種多様であることが挙げられます。文脈理解、大意・要旨の把握、段落分け、語句の意味、指示語、接続語、副詞の補充、脱文の挿入など、国語の読解問題で出題されるありとあらゆる設問が登場します。設問に慣れておくためには、過去問で対策をすることが有効的です。

要約力を磨こう

記述問題に関しては、内容をまとめたり自分の考えを述べたりするものがあります。内容をまとめるものに関しては、問題数をこなすことでコツをつかみましょう。自分の考えを述べるものに関しては、まずは問題文を確認し設問内容を把握することがポイントです。そうすることで問題の答えを予想しながら文章を読んでいくことができます。また、答えに必要な要点を抜き出し、繋げて文章にする練習を心がけましょう。

知識問題での失点は防ごう

読解問題の中でも語句などの知識が問われます。ことわざ、慣用句、対義語、同義語、文法などの知識も、読解対策と同時並行で学習を進めていきましょう。また、文学史が出題された年もあります。難問奇問は出ていませんが、有名な作家の代表作など、有名どころは抑えてく必要があるでしょう。

文学史は、有名どころは押さえておく

知識問題では、文学史に関しては重箱の隅をつつくような問題は出ないので、あまり神経質になりすぎる必要はないでしょう。有名な作家（宮沢賢治、夏目漱石など）の代表作など、有名どころだけ押さえておけば十分といえます。