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日能研
『算数強化ツール』の
対策
『算数強化ツール』は、日能研で使用されているハイレベルな副教材です。入試レベルの問題演習用の教材として、非常に効果的な教材といえます。
ただし、日能研生が家庭学習で『算数強化ツール』に取り組む場合、注意点が大きく2つあります。順番にご説明していきます。
日能研『算数強化ツール』の注意点とは
注意点①
宿題で取り組む場合
日能研では、『栄冠への道』と合わせて『算数強化ツール』も宿題として出されます。
共通問題は必ず解いてほしいレベルですが、応用問題はお子さんの学習状況や志望校に合わせて取捨選択した方が良いでしょう。授業の理解度、定着度にもよりますが、演習問題中心で難度が高いので、お子さんが一人で解こうとしても、こなしきれないことが多々あります。
さらに、『算数強化ツール』は解答の解説が不十分なので、分からなかった問題がそのままになりがちです。宿題で取り組む場合、消化不良にならないよう注意が必要です。
注意点②
中~下位クラスに
在籍している場合
次に、お子さんが中~下位クラスに在籍の注意点です。
中~下位クラスに在籍する場合、『算数強化ツール』は後回し(あるいはやらない)でもいい場合もあります。基礎が定着していない、あるいは未消化の単元だらけのまま『算数強化ツール』に取り組んでも、成果は期待できないからです。
それよりも、『本科教室(本科テキスト)』の復習を優先した方が、成績は上がりやすいといえます。
『算数強化ツール』を
有効活用して、
成績を上げるには
日能研生はやるべきことが膨大にあります。
授業の復習・予習、『栄冠への道』など他の宿題、学習力育成テスト(旧カリテ)対策、全国公開模試対策など、大量にこなさなければなりません。
ですので、やみくもに『算数強化ツール』をこなすのではなく、お子さんの学習状況に合わせて優先順位をつけていくことが必要です。
また、せっかく時間をかけて『算数強化ツール』の問題を解いても、「解けない問題だらけ」、「分からない問題がそのまま」では、学習効果は限定的です。ですので、分からなかった問題は、理解できるまで教えることが必要です。
冒頭でも述べたように、『算数強化ツール』は入試レベルの問題演習をするには、非常に有効な教材です。上位校合格を目指すためにも、『算数強化ツール』で出題されるレベルの問題を解けることは必要です。
もし期待する結果が
でていないなら
中学受験専門の
プロ家庭教師を
ご検討ください
冒頭でも述べたように、『算数強化ツール』は入試レベルの問題演習をするには、非常に有効な教材です。上位校合格を目指すためにも、『算数強化ツール』で出題されるレベルの問題を解けることは必要です。
ただし、こうした算数対策を、小学生のお子さんが一人でやるのは、現実的に難しいでしょう。また、保護者の方が指導する場合も、全てこなすのは限界があります。日能研に関して詳しい事はもちろん、中学受験の専門的なノウハウが求められるからです。
もしもご家庭だけでの対策に不安がある場合は、中学受験専門のプロ家庭教師に、ぜひご相談ください。