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日能研
『メモリーチェック』の
効果的な使い方
『メモリー
チェック』の
効果的な使い方
このページでは、日能研の復習用テキストである『メモリーチェック』の効果的な使い方についてお伝えします。
メモリーチェックが
なかなか思うように
進まない
「メモリーチェックがなかなか思うように進まない」お子さんの特徴として、他の教材に手を出してしまうことが挙げられます。
薄いテキストだけで大丈夫かと不安になってしまう気持ちは分かりますが、メモリーチェックは繰り返し学習することを目的として作られています。
ですので、複数の教材を並行して使用してしまうと、十分な学習効果を得られないのです。
『メモリーチェック』の
使い方
日能研の『メモリーチェック』は、場合によっては日能研の講師が「宿題はできないときがあってもいいから、メモリーチェックは必ずやろう」と言うほど、理科・社会の家庭学習では最優先するくらい重要です。
市販されているテキストの中でも最も人気な教材のひとつであり、もはや中学受験定番です。
「メモリーチェックに載っていないことはでない」といわれるほど内容の充実した教材であるので、上手に活用すれば確実に力がつきます。
メモリーチェックの
効果的な活用方法
メモリーチェックの基本的な学習方法は以下の通りです。
- 1.「弱点診断テスト」で苦手分野をチェック
- 2.要点のまとめを読み、その項目のポイントをチェック
- 3.ポイントチェック問題で理解度をチェック
この方法で取り組んでいき、2週目以降は出来なかった箇所を重点的に復習していきます。
ポイントチェック問題に
どんどん取り組む
「ポイントチェック問題」は典型的な基本問題を集めたもので、「要点のまとめ」は入試でよく出る重要なポイントをまとめたものです。
シートで隠したり、コピーを取ったりして、ポイントチェック問題に繰り返し取り組みつつ、分からないことは要点のまとめを確認しましょう。
グレーの問題だけやる
解答欄は白とグレーに分かれていますが、グレーのほうが重要度の高いものですので、社会が得意科目でなく負担になるくらいであれば白はやらずにグレーだけをやりましょう。
1日1項目でも約2ヶ月半で一周できます。
計画的に進めて3周は取り組んでください。
日能研では6年生の夏期講習から使い始めますが、ご家庭でしっかり管理してあげれば、もっと早くから使い始めても良いでしょう。
メモリーチェックの注意点
メモリーチェックは信頼できる教材ですが、社会のメモリーチェックは難易度が高いので、偏差値40未満のお子さんには適していない場合があります。
その場合は、本科教室と栄冠への道に集中して取り組んでください。
理科は反対に、難関校を狙うのであればメモリーチェックだけでは不十分な可能性があります。
無駄のないように取り組む必要がありますが、もしもご家庭だけでの対策に不安がある場合は、中学受験専門のプロ家庭教師に、ぜひご相談ください。