サピックスマンスリー
テスト対策

マンスリーテストは、月1回行われるサピックスの塾内テストです。

サピックスで上のクラスに入るには、このマンスリーテストで安定して高い点数を取り続けることが必要です。

このページでは、マンスリーテストの特徴や対策についてお伝えしています。
サピックスでクラスを上げたい方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

マンスリーテストの特徴

マンスリーテストには、「マンスリー確認テスト」と「マンスリー実力テスト」の2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

マンスリー確認テスト

3年生から6年生前半を対象に、組み分けテストがない月に実施される塾内テストです。
出題範囲は直前の約1カ月程度の学習内容です。比較的、得点しやすく、平均点も高くなる傾向があります。そのためケアレスミス1つで偏差値が大きく下がってしまう場合もあります。またマンスリー確認テストは、昇降するクラスに制限があります。

マンスリー実力テスト

6年生の後期に行われる、組分けテストがない月に行われるテストです。
6年生の後期（秋以降～）で、カリキュラムは一通り終了している時期なので、実力テストという位置づけでもあります。

クラスアップ対策としては、「マンスリー確認テスト」の対策がメインとなります。

マンスリー確認テストの対策

「点数が取りやすい問題」の見極めも必要

マンスリー確認テストで点数を上げるには、「解くべき問題の見極め」が重要です。
マンスリー確認テストは、

① 点数を取らせる問題（落とせない問題）
② 差をつける問題
③ 正解率の低い難問（捨て問題に近い問題）

の3つで構成されています。

ですので、まず第一にクラスを落とさないためには「①点数を取らせる問題」を決して取りこぼさず、確実に得点してください。

またクラスアップするためには「②差をつけるための問題」で得点を増やす必要があります。
そのためには、直前1カ月の学習内容をしっかり復習して、定着させる必要があります。

出題範囲は、テスト直前の
約1カ月間の学習内容

繰り返しになりますが、マンスリー確認テストは、出題範囲が決まっているテストです。
出題範囲は、テスト前の約１か月間の学習内容です。ですので、

最近1カ月間の授業で、理解できてない問題を解消しておくこと
出題範囲のテキストやノートを見直しておくこと
分かったつもりではなく、自力で問題を解けるようにしておくこと
テストに出る問題を予想して対策すること

などが対策する上でのポイントとなります。
つまりマンスリーテスト対策は家庭学習がとても重要なのです。

家庭学習がとても重要

もちろん、家庭学習がとても重要だということは保護者の方も頭では理解されていると思います。
ですが、

「授業で理解できなかった問題がそのままになっている」
「直前に慌てて対策したけれど、間に合わなかった」

というケースが頻繁に見受けられます。
当然、そうした状況に陥ってしまうと、マンスリーテストの点数を上げてクラスアップすることはできません。

繰り返しになりますが、授業で理解しきれなかったところを補う「家庭学習」が非常に重要となります。

授業でできなかったところを
理解する
習った内容を復習して
解けるようにする
出された宿題をこなす
苦手単元の穴埋めをする

日々の家庭学習のなかで、これだけのことが必要です。
もちろん、お子さんによって、必要な内容や優先順位が全く変わってくるのは言うまでもありません。

誰が対策すれば
最も点数が上がるのか？

問題は、このマンスリーテスト対策を誰がやれば、最も結果につながるかということです。これらの対策をするのは容易ではありません。中学受験の指導経験やノウハウはもちろん、サピックスについて深い専門性がないと、的確な対策を行うことはかなり難しいと言えます。

保護者の方が教える場合は、中学受験のやり方をきちんと理解した上で、お子さんを正しく指導する必要があります。
しかし保護者の方に中学受験の経験があっても、なかなか教えられないという声を多く聞きます。
それどころか、サピックスと違う教え方をしてしまいお子さんがますます混乱して、受験に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。

もしも、ご家庭だけでサピックスのフォローをすることに限界を感じていらっしゃる場合は、サピックスに強いプロ家庭教師をご検討ください。