「算数の偏差値50から桜蔭に合格!」
合格校:桜蔭漆山夏央さん
算数は勉強法や対策に関するご相談が最も多い科目です。特にサピックスは、他の中学受験塾と比べると、カリキュラム構成や教材が特殊です。
間違った勉強法、的外れな対策をしてしまうと、「どんどん成績が下がってしまう」「頑張っていても偏差値が伸びない」という状況に陥ってしまいます。
このページでは、サピックスの算数のカリキュラムや教材の特徴や注意点、算数の成績を上げるための勉強法についてお伝えしています。
お子さんの算数の成績を上げるために、少しでも参考になれば幸いです。ぜひご覧頂ければと思います。
なんといっても、サピックスの算数は、授業進度が速いのが最大の特徴です。
ご存知の通り、サピックスの算数は、5年生までで全ての単元を終わらせる、独自のカリキュラムです。
5年生の2月までに一通りの単元を学び終え、6年生は応用問題をスパイラル方式で繰り返し学習します。
つまり、このサピックスのカリキュラムでは、4年生~6年生の3年分の範囲を、2年間で終わらせなければなりません。
そのため、授業の進度がとても速くなっているのです。
それから、一部の保護者の方からは「こんなにしつこく似た問題をやるなんて」という声が上がるほどの、徹底した「反復学習」も、サピックスの算数の特徴のひとつです。
たとえば、毎回の授業で配られるデイリーサポートは、裏面に表面と全く同じ問題が載っています。家庭学習で復習に使うためのものです。
また、サピックスのカリキュラムでは、一度学んだ単元は、カリキュラムが進んでいくにつれて繰り返し出てきます。
同じ内容を、時間をおいて何度も繰り返し、しっかりしみこませていきます。
教材についても、サピックスの場合は大きな特徴があります。それは、プリント教材や宿題の量の多さです。
サピックスの毎回の授業で配られるプリント教材は、膨大な量になります。
まず、2月~7月までで、デイリーサピックスが20冊以上も配られます。他にも、デイリーサポートや基礎力トレーニングなどがありますね。
これだけでも、小学生のお子さん一人では、とてもこなしきれないほどの教材の量です。
しかし、さらに、デイリーサポートの裏面を始めとした大量の宿題も出されます。
これらの教材や宿題を全てこなそうとすると、時間がいくらあっても足りません。
冊子化されたテキストを使う日能研や早稲田アカデミーと違い、大量のプリントの整理など、ご家庭の負担が大きい部分もあると言えるでしょう。
ここまでは、他の中学受験塾とは異なるサピックスの算数の特徴についてお伝えしてきました。
サピックスの算数は、授業進度、カリキュラム、教材など、様々な面で特殊です。そのため、多くのサピックス生が陥ってしまいがちなパターンがいくつか見られます。
ここからは、サピックス生が陥りがちなパターンとその対策について、詳しくお伝えしましょう。
繰り返しになりますが、サピックスでは、デイリーサポートなど、教材の量、そしてこなさなければならない勉強量が膨大です。
ですので、サピックスのご家庭では、「やることが多すぎて手が回らない」「どこから手をつければいいのか分からない」という状況が多く見受けられます。
こういった状況の原因は、多くの場合、「全部をこなさないといけない」という思い込みにあります。
ただ、サピックスの勉強量は、とても100%完璧にこなしきれるものではありません。
大切なのは、お子さんに合わせて、教材の中から必要な内容を取捨選択してあげることです。
基礎力トレーニングは、必ず毎日やるようにしましょう。
どうしても時間がない場合には、毎日全てをやるのではなく、苦手な番号だけをやったり、奇数番号と偶数番号を交互に取り組んでいったりというやり方もあります。
お子さんの理解度にもよりますが、最低限、授業プリントの「導入と基本」「デイリーサポートAとB」までは解けるようにしておきましょう。
そこまでできれば、基礎は固めることができます。
なおαクラスへ上がるためには、デイリーサポートのE問題(☆☆☆)まで理解しましょう。
さらに、サピックスの場合、御三家・難関校向けに問題のレベルが高すぎるものもあります。
単元によって、デイリーサピックスの☆いくつまでやるか、などを細かく指示してあげるのが効果的です。
4、5年生のうちは☆1つ、☆2つをしっかり押さえておきましょう。6年生は志望校対策を効果的に行うために基礎をしっかり固めたいので、「高度な問題」以外は押さえておきたいところです。
マンスリーテストは、「基礎力トレーニング」と「デイリーサポートの☆2つの問題」で約120点分が出題されています。
ですので、御三家など、最難関校を目指しているのでない限り、無理に難しい問題を解けるようになる必要はありません。
復習をする際、「どこから手をつけていいか分からない」という場合には、デイリーサピックスの内容と対応しているベイシックを使うのも効果的です。
また、小5の後半や小6になって、急に成績が下がってしまった、というサピックス生も少なくありません。
そういったサピックス生に多いのが、「応用問題、複合問題が苦手」というケースです。
サピックスの算数では、小5の後半以降、入試に向けた実践的な問題をどんどん解いていきます。
そういった実践的な問題は、それまでに習った解き方や公式を組み合わせて使う「複合問題」がほとんどです。
たとえば、「相似」の問題を解くには、図形の知識だけでなく、「比」もしっかり理解しておく必要がありますよね。
ただ、前に習った単元が理解できていないと、6年生以降の「複合問題」は解けません。
そのため、6年生になって成績が急に落ちてしまうのです。
それから、サピックス生に多く見られる傾向にあるもう1つのパターンとしては、「少しひねられたり、形が変わったりすると解けない」、というケースです。
これは、問題の解き方を「丸暗記」してしまっているためです。
サピックス生が普段、使っているデイリーサポートは、表裏で同じ問題が載っています。1つの問題パターンにつき、基本的に問題が1題、という構成です。
そのため、解答を丸暗記してしまえば、ある程度こなせてしまいます。
また、基礎力定着テストやマンスリーテストでも、それなりに点数が取れてしまいます。
ただ、高学年の応用問題になると、理屈や解答の過程を理解しておかなければ、解くことができません。
他にも、サピックス生が陥りがちな状況はありますが、特にご相談が多いのは、ここまでお話ししてきたようなケースです。
現在、お子さんの算数の成績は順調に伸びていますでしょうか?
以下に注意が必要な状況をまとめましたので、ご確認ください。
もし当てはまる状況がありましたら、中学受験専門のプロ家庭教師に算数対策を任せるのも1つの方法です。
特に算数は、中学受験の最重要科目です。ですので、算数にご不安がある場合は、できるだけ早く何らかの手を打つことをお勧めします。
しかも、サピックスの算数のカリキュラムや教材はかなり特殊です。
豊富な指導経験に裏付けられた専門性とノウハウを持っていないと、お子さんの成績を上げるのは難しいと言えます。
だからこそ中学受験のプロ家庭教師をご検討頂ければと思います。
合格校:桜蔭漆山夏央さん
合格校:早大学院、立教池袋 など園田 澄海さん
合格校:早稲田実業、東京農大第一荒木 誠也さん
合格校:早大学院、慶應中等部 など戸田 光志さん
合格校:芝浦工大付属、昭和学院秀英など宮崎 玲奈さん
こちらの掲載している声は合格者のほんの一部です。私たち一橋セイシン会のプロ家庭教師は、これまで数多くのサピックス生の成績を上げ、志望校合格に導いています。
お子さんの成績はいかがでしょうか?
もし、お子さんが期待する結果を出せていない場合には、「サピックスに強い家庭教師」に頼ることもぜひ検討ください。
私たち一橋セイシン会には、サピックスの現役講師・元講師、サピックス生の指導経験が豊富なプロ講師が数多く在籍しています。
現在、期待する結果が出ていなくても、それはお子さんの能力のせいではなく、勉強のやり方に問題があるケースが非常に多いです。
そういったお子さんは、受験勉強のやり方さえ変えれば、一気に成績を伸ばす可能性が高まります。
そんな悩みを抱えている方は、まずは詳しい資料をご請求ください。また、お急ぎの場合には、直接お電話でのご相談も承っております。(学習相談で始めるかどうかを決める必要はありません。)
サピックスの成績アップ対策は中学受験専門一橋セイシン会にお任せください!!
最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ一緒にがんばりましょう。
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