「苦手な理科を克服して武蔵に合格!」
合格校:武蔵、立教新座、学習院など河崎 光汰さん
中学受験の理科は、「生命」「物質」「エネルギー」「地球」の4つの分野から出題されます。勉強する内容は非常に高度で、大学入学共通テストレベルの問題を解くこともあります。
なかでも、サピックスは、他の中学受験塾と比べると、カリキュラム構成や教材が特殊です。
そのため、間違った勉強法、的外れな対策をしてしまうと、「どんどん成績が下がってしまう」「頑張っていても偏差値が伸びない」という状況に陥ってしまいます。
このページでは、サピックスの理科のカリキュラムや教材の特徴や注意点、理科の成績を上げるための勉強法についてお伝えします。
理科の成績を上げたい方は、ぜひ続きをお読みください。
サピックスでは、徹底的な反復学習が大きな特徴のひとつです。理科では、4・5年生の間、毎日の宿題として、「『基礎力トレーニング(基礎トレ)」が出されます。
サピックスの基礎トレは、一週間同じ問題が続きます。同じ問題を繰り返し解き定着させることが目的です。
まず、1日目は制限時間やどのくらいできたかを気にする必要はありません。
いきなり10分以内で満点を目指そうとすると、計算を適当に暗算をしてしまったりと、ケアレスミスをする癖をつけてしまいます。
ですので、1日目は時間をかけても良いので、色々なパターンの典型問題の解法を一つ一つ確実に理解するようにしましょう。
2日目以降は、見直しまで含めた所要時間を測り、スピードと正確に答えることを意識してください。
スピードを重視した中で出てくる、お子さんのミスのパターンや不得意な部分を把握し、ケアレスミスをなくすよう対策をしましょう。
サピックスの基礎トレは、取り組み方次第で、ケアレスミスを増やすことにも減らすことにもつながります。
サピックスの理科の教材には、デイリーサピックスやコアプラスなどがあります。
サピックスで成績を上げるためには、これらの教材をうまく使いこなしていくことも必要です。なかでも、基礎固めに効果的なのがコアプラスです。
サピックスでは、授業→基礎トレ→コアプラスというサイクルで、知識の定着ができます。
特に、5年生は、このコアプラスを使って知識の基礎固めをしっかり行ってください。
なぜならサピックス生は、5年生を終えた時点で、入試で頻出の単元をほぼ全て終わらせるからです。
そして、6年生では、それらの知識を活用して、実際の入試問題に取り組んでいきます。ですので、6年生になるまでに、習った範囲の知識を、固めておくことが重要です。
また、コアプラスは完璧に覚えることが一番望ましいですが、お子さんの状況によっては、無理に全てをこなそうとすると逆効果になってしまいます。
ですので、保護者の方がお子さんの状況に合わせて、やるべき内容を取捨選択し、優先順位をつけてあげましょう。
コアプラスは暗記のための教材なので、暗記の仕方が大切です。
おすすめは、決めた範囲を確実にできるようにしてから次に進む方法です。
※ポイントとして、実際に暗記できたかを「ノートに書いて」チェックしてあげてください。頭の中で覚えたつもりになっている状態を防ぐことができます。
※期間はお子さんによって変わります。ポイントは「忘れかけている」時に反復することです。2~3日が合うお子さんもいれば、1週間ほど空けた方が良いお子さんもいらっしゃいます。
上記の方法の他にも、いろいろな暗記の工夫があるかと思います。お子さんに合った暗記の仕方を見つけてあげてください。
また、サピックスの理科のテストは、「問題文を正確に読み取る力」が重視されているのが特徴です。
これは、サピックスが主に御三家や難関校を目指す進学塾である、というところに理由があります。
御三家や難関校の理科の問題は、単なる知識問題ではなく、問題文が非常に長く、かなりの読解力が求められます。
そのため、サピックスのテストも、それを意識して、正確な読解力が必要な問題を出題しているのです。
例えば、「吸収された養分をたくわえている臓器」が問われているのに、「養分を吸収する臓器」を答えてしまうなど、問題文の読解で誤ってしまうお子さんが大勢います。
こういったミスは、非常に勿体ないですよね。しかも、サピックスのテストだけでなく、入試問題でも十分にあり得るミスです。こういったテストの傾向を知った上で、お子さんのミスを防ぐ対策を取っていくことも、成績を上げるためには必要になります。
いかがでしょうか。
ここまでは、サピックスの理科の特徴についてお伝えしてきました。
ここからは、サピックス生が陥りやすい状況から、サピックスの理科の対策について、詳しくお伝えします。
サピックス生に非常に多いのが、「算国で手いっぱいで、理科までこなしきれない」というお子さんです。
しかし、最初にお話しした通り、中学受験の理科は、大学入学共通テストレベルの問題も扱います。ですので、理科の勉強時間は確保する必要があります。
といっても、サピックスの4科の勉強量は、すべてこなしきれる量ではありません。
そのため、状況に合わせて、やるべきところとそうでないところを取捨選択し、効率的な家庭学習をさせてあげることが何より重要です。
また、理科で多いのが、「覚えてもすぐに忘れてしまう」というご相談です。
中学受験の理科で覚える量は膨大です。ですので、復習しようとしても手が回らず、その結果、「覚えてもすぐに忘れてしまう」お子さんがほとんどです。
ただ、実は、理科は、「すべての知識を丸暗記しなければならない」という科目ではありません。
大事なのは、「覚えなければならない知識」と、「考えれば答えられる知識」を分けて、勉強を進めていくことです。
例えば、植物の花びらの数や形状、葉のはえ方などを、一つひとつ暗記しようとすれば膨大な量になります。
しかし「ナス科」や「ヒルガオ科」など植物の分類に共通する特徴と、どのような植物がその分類に入るかを覚えれば、暗記する量は少なくて済みます。
このように、「覚えなければならない知識」と、「考えれば答えられる知識」を分けることで、暗記量を減らし、知識の定着により時間を使うことができるのです。
現在、お子さんの理科の成績は順調に伸びていますでしょうか?
以下に注意が必要な状況をまとめましたので、ご確認ください。
もし当てはまる状況がありましたら、中学受験専門のプロ家庭教師に理科対策を任せるのも1つの方法です。
特にサピックスの理科のカリキュラムや教材はかなり特殊です。サピックスについて詳しくなければ、成績を上げることはなかなかできません。
ですので、理科にご不安がある場合は、豊富な指導経験に裏付けられた専門性とノウハウを持つ、中学受験のプロ家庭教師をご検討頂ければと思います。
合格校:武蔵、立教新座、学習院など河崎 光汰さん
合格校:早稲田、市川(特待)など追川 弘孝さん
合格校:渋谷教育学園渋谷小椋 由羽季さん
こちらの掲載している声は合格者のほんの一部です。
私たち一橋セイシン会のプロ家庭教師は、これまで数多くのサピックス生のクラスを上げ、志望校合格に導いています。
お子さんの成績はいかがでしょうか?
もし、お子さんが期待する結果を出せていない場合には、「サピックスに強い家庭教師」に頼ることもぜひ検討ください。
私たち一橋セイシン会には、サピックスの現役講師・元講師、サピックス生の指導経験が豊富なプロ講師が数多く在籍しています。
現在、期待する結果が出ていなくても、それはお子さんの能力のせいではなく、勉強のやり方に問題があるケースが非常に多いです。
そういったお子さんは、受験勉強のやり方さえ変えれば、一気に成績を伸ばす可能性が高まります。
そんな悩みを抱えている方は、まずは詳しい資料をご請求ください。また、お急ぎの場合には、直接お電話でのご相談も承っております。(学習相談で始めるかどうかを決める必要はありません。)
サピックスの成績アップ対策は中学受験専門一橋セイシン会にお任せください!!
最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ一緒にがんばりましょう。
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